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ロジカルシンキングの9つの考える姿勢【図解】

概要

9つの姿勢のどれで考えているかを意識することで、議論の本質を押さえられます。考えをまとめるのがうまい人が意識的/無意識にやっている思考アプローチです。

ロジカルシンキング的な姿勢(論理性と深さ)

論理的に組み立てられた情報を用いて洞察する姿勢で考える。

論理性(Logic):

主張や議論が一貫性を持ち、矛盾がないかどうかを評価します。例えば、ビジネス提案や議論の際に、根拠や理由が論理的に整合性があるかを検証することが重要です。

深さ(Depth):

問題や主張が十分に詳細に検討されているかどうかを評価します。例えば、プロジェクト計画や戦略立案の際に、リスクや影響を十分に検討しているかが重要になります。

意義(Significance):

主張や情報が重要であるかどうかを評価します。例えば、意思決定や議論の際に、優先順位を考慮し、重要な問題や情報に焦点を当てることが重要です。

ラテラルシンキング的な姿勢(関連性と広がり)

文脈を考慮して広い視野で公平に比較評価する姿勢で考える。

関連性(Relevance):

情報や主張が目的や問題解決に対して適切であるかどうかを検証します。例えば、意思決定や戦略立案の際に、関連性の高い情報やデータに基づいて判断することが求められます。

広がり(Breadth):

問題や状況に対して、異なる視点やアプローチを考慮しているかどうかを評価します。例えば、新製品開発や市場戦略の策定時に、競合他社の視点や顧客の視点など、異なる視点をもとに検討することが重要です。

公平性(Fairness):

議論や意思決定が公正で偏見がないかどうかを評価します。例えば、組織内で意思決定を行う際に、全ての関係者の意見を適切に考慮し、公正に判断することが求められます。

クリティカルシンキング的な姿勢(評価する基準)

情報や議論の基本的な評価基準を見極める姿勢で考える。

明確さ(Clarity):

問題や状況が明確で理解しやすい形で表現されているかどうかを評価します。例えば、プレゼンテーションや議論の際に、主張やアイデアが分かりやすく提示されているかが重要になります。

正確さ(Accuracy):

情報やデータが正確で信頼性があるかどうかを確認します。例えば、市場調査やデータ分析の際に、正確な情報やデータを用いて判断や分析を行うことが重要です。

精度(Precision):

情報やデータが具体的で詳細であるかどうかを確認します。例えば、プロジェクトの進捗報告やビジネス分析の際に、具体的な数字やデータを用いて説明することが求められます。

参考書籍

この内容に絡んだ資料のストーリーの作り方は以下の書籍でも触れています。わかりやすい文章・資料の作り方を知りたい方はぜひご参照ください。

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