当たり前ながら、
今、noteも、テレビニュースも
会社も、ありとあらゆる場所で
心ある人間が顔を合わしたら
話題はウクライナだ。
戦争反対。
ロシアには鉄槌を！
助けよう、ウクライナを！

こういう時、
つまりヨーロッパのように
遠い国が問題の時は
日本は「正しい」声を掛けやすい。

あれ、なんだろう？
少し、いや大きな違和感がする。

国内に被害者がいたら、
こう行くだろうか？と…。

なぜ、沖縄の基地問題には
その凛々しき声をかけないのだろう？

毎年、沖縄の人々は
夜間外出で酔ったアメリカ兵に
暴行され続けてるというのに、
日本の大半の人は沈黙してる。
声を上げたりしない。

でも、ウクライナには、
声を掛ける。それも躊躇しないで。
なぜだろう？

入国管理局で去年、
スリランカ女性が
医療も受けさせてもらえずに死んだ。
なぜ日本の入国管理局や政府に
私達は声を上げないのだろう？

日本は外国人を
見殺しにする国なのか？
なぜあの時には
みんな、声を上げなかったのか？

ウクライナでは、
20人を難民として岸田首相が
引き受けただけで、お祭り騒ぎだ。

入国管理局には
ずさんな管理で何千人が
もはや、囚人扱いにされ、
毎日不安がっているというのに。

私は、ウクライナ問題で
日本人が美しい言葉や行動を
起こすたびに、
なぜだか、モヤモヤが湧き起こる。

なぜ日本はいつも国内問題には
正しい声を上げないのだろう？

なぜ、誰もが沈黙に陥るのだろう？
心では泣いているはずなのに。

なぜ、問題がウクライナだと、
私たちは美しい言葉や行動が
できるのだろうか？

なんだか、
沖縄の人は見捨てられて、
スリランカの女性は
入国管理局で見殺しにされ、
ウクライナだけは
美しい言葉や行動を起こすのでは
エコひいきではないだろうか。

不平等ではないか？
片方は助け、片方は助けない。
それでいいのだろうか？

助けたい人は、
いっぱい、いっぱいいるのになあ。

なぜ、今まで、
沈黙してきたんだろう？
何か、声をだしたからといって、
失うものがあったろうか？

なぜ、身近な犠牲者の話になると
人は沈黙してしまうんだろう？