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動画配信で観られる!アカデミー賞ノミネート作品、17本!

アカデミー賞ノミネートで、『ドライブ・マイ・カー』が盛り上がってますが、今年もやはり動画配信作品の多さが目立ちます。
特に今年は、Netflix、Disney+、Amazonプライムビデオの3社で18本もノミネートされてましたので、今回はまとめて紹介してみたいと思います!

では早速、まずは主要部門から。


<主要部門>

作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、脚色賞の8部門を主要部門としてます。

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

https://filmarks.com/movies/98897

こちらは、Netflix作品で今回最多ノミネートとなっています。
主要部門にも多数ノミネートされていて、もし作品賞を取ったらNetflixが遂に受賞という快挙になります。
西部劇の時代でとても静かな映画ですが、さすがジェーン・カンピオン。後からジワジワとそういうことか〜ってなるタイプです。

<ノミネート部門>
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞1、助演男優賞2、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、編集賞、美術賞、音響賞 (全12部門)


『ドント・ルック・アップ』

https://filmarks.com/movies/89503

Netflixオリジナル作品。
地球に彗星が激突するという危機に誰も向き合わないというブラックコメディ。こういうのを豪華キャストでできちゃうのがすごい。

noteも書きました。

<ノミネート部門>
作品賞、脚本賞、作曲賞、編集賞


『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』

https://filmarks.com/movies/87678

こちらもNetflix作品。
アンドリュー・ガーフィールドによるミュージカル作品です。
傑作ミュージカル『レント』の作者による自伝的作品の映画化。
できれば良い音響がおすすめですが配信で観れちゃいます。

<ノミネート部門>
主演男優賞、編集賞


『愛すべき夫婦の秘密』

https://filmarks.com/movies/99837

こちらは、Amazonプライムビデオ作品です。
1950年代のアメリカのショービズ番組の裏側を描いた実話ベースの会話劇。
監督・脚本が名手アーロン・ソーキンで、メインキャストがみんなノミネートされるという作品。

<ノミネート部門>
主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞


『ロスト・ドーター』

https://filmarks.com/movies/98895

Netflix作品。
オスカー女優のオリヴィア・コールマンがまたもやノミネート。
ひとりの女性が自分の娘たちとの暗い過去の記憶と向き合う物語。
とても静かですが残るものがある作品。

<ノミネート部門>
主演女優賞、助演女優賞、脚色賞


『タミー・フェイの瞳』

https://filmarks.com/movies/91056

こちらは、Disney+です。
劇場公開はされずに配信のみになっている作品です。
アンドリュー・ガーフィールドとジェシカ・チャスティンが、1970年代に活躍したテレビ伝道師夫妻の波瀾万丈の人生を演じた実録ドラマ。

<ノミネート部門>
主演女優賞、メイク&ヘア賞


<ジャンル別部門>

国際長編映画賞、ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞

『The Hand of God -神の手が触れた日-』

https://filmarks.com/movies/98741

国際長編映画賞のイタリア代表です。
Netflix作品。
日本の『ドライブ・マイ・カー』のライバル作品。
マラドーナがナポリでプレーして”神の手ゴール”を決めた時代を背景に少年の目から家族の人生を見る物語です。

<ノミネート部門>
国際長編映画賞


『ミッチェル家とマシンの反乱』

https://filmarks.com/movies/89671

長編アニメーション部門のNetflix作品。
マシンが反乱を起こして支配されそうになる人類を個性的でデコボコな家族がそれを救おうとするコメディです。
家族愛なんかもちゃんと描かれていてなかなかいい作品です。

<ノミネート部門>
長編アニメーション賞


『ミラベルと魔法だらけの家』

https://filmarks.com/movies/97959

こちらはディズニー作品。
劇場公開もされました。魔法一家の中で一人だけ魔法が使えないミラベルと家族を描く音楽満載な作品。
ハリウッドで最も売れっ子のリン=マニュエル・ミランダが音楽を手がけていてラテンの音楽がいいです。

<ノミネート部門>
長編アニメーション賞、歌曲賞、作曲賞


『あの夏のルカ』

https://filmarks.com/movies/93269

ディズニー作品。
こちらは配信のみの作品です。
海の中で暮らすルカは親からは禁止されている人間の世界に旅に出る。
二つの分断された世界の交流を描くディズニーらしい作品です。

<ノミネート部門>
長編アニメーション賞


『ラーヤと龍の王国』

https://filmarks.com/movies/86975

ディズニー作品。
こちらは劇場公開もされた作品です。
アジア系のプリンセスが主人公で互いに歪み合うようになってしまった世界を再び繋ぎ止めようとするこれまたディズニーらしい作品です。

<ノミネート部門>
長編アニメーション賞


『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビで放映されなかった時)』

https://filmarks.com/movies/96740

FOX作品(ディズニー作品)。
ウッドストックのあった年に、実は黒人だけのフェスがニューヨークのハーレムで開催されていて、その映像を映したフィルムが50年の時を経て公開されたという奇跡のドキュメンタリーです。
こちらもDisney+で配信中。

<ノミネート部門>
長編ドキュメンタリー賞


<技術部門>

ここからは主にスタッフに贈られる技術部門です。
視覚効果賞、衣装デザイン賞、歌曲賞、作曲賞、撮影賞、編集賞、音響賞、美術賞、メイク&ヘア賞


『クルエラ』

https://filmarks.com/movies/71586

ディズニー作品。
劇場公開もされて話題となった映画。
101匹ワンちゃんのヴィラン、クルエラの誕生を描いていて、ファッションデザイナーでも彼女の衣装がいいんです。

<ノミネート部門>
衣装デザイン賞


『星の王子ニューヨークへ行く2』

https://filmarks.com/movies/94104

こちらはAmazonプライムビデオ作品です。
あの人気作が30年以上ぶりの続編として登場。
かつての王子が国王となり、再びニューヨークに帰ってくる。
エディ・マーフィーが複数役をこなしていてメイクがすごい。

<ノミネート部門>
メイクアップ&ヘアスタイリング賞


<短編部門>

短編アニメ賞、短編ドキュメンタリー賞、短編実写賞

『ことりのロビン』

https://filmarks.com/movies/100062

Netflix作品。
32分間の短編アニメーションです。
ネズミに育てられた小鳥のロビンは自分が優れたネズミだと証明しようと計画を思いつく。

<ノミネート部門>
短編アニメーション賞


『ベナジルに捧げる3つの歌』

https://filmarks.com/movies/101102

Netflix作品。
こちらは22分の実写映画です。
アフガニスタンの難民キャンプで暮らす青年の人生の帰路を映し出します。

<ノミネート部門>
短編ドキュメンタリー賞

『オーディブル:鼓動を響かせて』

https://filmarks.com/movies/97835

Netflix作品。
ろう学校でアメフト選手として活躍するアマレらの学校生活や一般社会に出るプレッシャーなどを写す39分の青春ドキュメンタリー。

<ノミネート部門>
短編ドキュメンタリー賞



<配信別作品>

Netflix、Disney+、Amazonプライムビデオとそれぞれ配信別に作品を並べてみます。

◎Netflix

全部で9作品。相変わらずすごいです。

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ドント・ルック・アップ』
『チック、チック、ブーン』
『ロスト・ドーター』
『The Hand of God -神の手が触れた日-』
『ミッチェル家とマシンの反乱』
『ことりのロビン』
『ベナジルに捧げる3つの歌』
『オーディブル:鼓動を響かせて』

◎Disney+

ディズニーも全6作品と躍進。
特にアニメーはさすがの強さですね。

『タミー・フェイの瞳』
『ミラベルと魔法だらけの家』
『あの夏のルカ』
『ラーヤと龍の王国』
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビで放映されなかった時)』
『クルエラ』

◎Amazonプライムビデオ

Amazonも2作品ながら有力なところが入ってきました。

『愛すべき夫婦の秘密』
『星の王子様ニューヨークへ行く2」


最後に

今回は、今動画配信で鑑賞できるアカデミー賞ノミネート映画を紹介していきました。
動画配信じゃなくてレンタルでも観れたりしますが、今回は配信の中でも見放題に入っているものでお届けしました。

『DUNE / デューン 砂の惑星』も『パワー・オブ・ザ・ドッグ』に次ぐノミネート数だし、3月2日にはレンタルで出ますのでそちらも要チェックです。
デューンは技術系のノミネートがすごく多いです。

ノミネートされるだけでもその年のトップの作品なので、良作であることは間違いなしです。
ぜひアカデミー賞までにチェックしてみてください。


最後までありがとうございます。

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