じゅさん

視界すぐに傑作にして

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来世はケーキがいいな

トースターで真っ黒になったパンにケチャップを塗りたくってかじってたらキレられた。 パンヲタクのママが気に入っているちょっと良い食パンだったみたい。KAGOMEの味しかしないので私にはちょっとわからなかったけれど。 パン屋さんのプライドやパンの質に恋してお金を払ったパン、私の手によってあっけなく炭になってしまったのでパン職人よりも私の方がクリエイティブかも。 小学生の頃に読んだ「からすのパンやさん」という絵本に"おやつパン"というものが出てくる。商品にだせない黒く焦げてしまった

    • おわってる私にできること

      共感できない部分のわたしをなんでもおかしいとか恐いとか変とか言われ続けて なんか自分ってあんま良くない方にズレてるんだろなって気づく瞬間もう既に何百回も何千回も体験してきたからわかってるからもう言わないでいいよ 言われる度に傷つくのとか恥ずかしくなるのとかでもそれがバレないよーに振る舞うダセェ1言目とか考えないといけないしめんどくさいなーーーー! 自分がどうにかしてやりたいというレンチのような気持ちに、薄く伸ばした善意をコンドームみたく被せて殴ってくる利己主義を気持ち良く受

      • みでぃあむれあ is death

        上手く馴染めなかったから 上手く当たり前を経験できなかったから なにが基本でなにが普通かわからないから コントラストが反転して 肉の赤さもわからないまま歳をとる 自分がいちばん可愛いから 自分がいちばん綺麗だから 汚すぎるこのまちで まもるために殻が分厚くなって苦しくなってきた 息を殺せば殺すほど馴染むことができた 知らないなまえで 知らないひとと きたないところで 仲良くなって 誕生日も知らないままさようなら 仲良しの証明欲しかったけど どこに届け出せばよかったのかな

        • no pink no life

          どんなにお手軽に幸せぶることのできる世界でも、私は私の好きなことを選びつづけてやり続けて絶対的なピンク色の幸せを自分のものにしたい。 居場所は自分でつくるもの 先祖代々みたいなのいらんから振袖は買わずにレンタルした。 振袖屋さんのおっちゃんは淡い色の水色や黄色やオレンジの可愛らしい振袖ばかりもってきて「最近の女の子はみんなこういうの選ぶんだよね〜。君も好きでしょ?」って言われた。七五三みたいな色。なんにも惹かれなかったからもう振袖いいやとか思っていたら、壁にみちょぱのポスタ

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        来世はケーキがいいな

          I don't give a F*ck

          幸せならそれでいいと思いますよ。 すこし距離を感じるような冷たいような他人事感丸出しのテキトーな一言のように聞こえるけれど、私には丁度心地よかった そうだよね。ってすっと心に入ってきた たったの2時間で、質量に見合わない効能をもつ言葉たちを無意識にぽろぽろ零してくる。私は癒されるどころかむしろ疲弊した。 何十に膜を張っていても見透かされていた。 FantasticなDrug。 言葉はどんな薬よりも幻想的なナニカを寄越してくる。 言葉ひとつで植え付けられたトラウマ 言葉ひとつ

          I don't give a F*ck

          女の子だけ貰えるポケットティッシュ

          「良い女になりたいんです」 結局女をすることを選んでしまう。 小さい頃からずっと、女として妻になり妻として母親になり、そうやって過ごしてゆく妥協と自己犠牲にまみれたそのナニかを愛とか現実とか家族とか呼ぶ生ぬるさが嫌いだった。私は私としてもっと尊厳のあるなにかになりたかった。 私はニンニクやバジル、トマト缶とかをぶち込んでそれっぽいソースのパスタを作るのが好きだ。でもいつも何かが足りない。薄い。味はしっかり感じるんだけど奥ゆかさみたいなものがなくてつまらない。 "なにか足りない

          女の子だけ貰えるポケットティッシュ

          幸福を科学してくれ

          どうしてもガニ股が治らない あるき方が輩みたいだと言われる この歪んだまちを歩いてきたのだから仕方がない 死骸のひとつも残さず綺麗に消えていった蝉の美しさに誰も気づかないままマツムシの声が聴こえる "立つ鳥跡を濁さず" 鳥よりも蝉ですね 自分の居た場所を、生きた痕跡を、綺麗に始末してしまう。なんて爽やかな生き物でしょう! まあ鳥に食われてるだけなのはわかっていますが。 ん、やはり鳥でしたね。 そんな季節の移り目、夕方の空気が好きで車の窓をあけた すーーっと鼻のなかを冷たく

          幸福を科学してくれ

          クソなまま輝かせてね

          心があるほど苦しくなる 都合の良い美味しい部分を提供できる方が需要があると思っていた 可愛がられると思っていた でも実際は気づかない方が良い事ばっかりだ 勘ぐりすぎると痛い目をみる 「いじめる側よりいじめられる側になりなさい」 というとんでもない美学 全く美しくないね。 やられたらやり返せ。 舐められるな。 でもただひとつ美しく生きろ。 何も悪いことしてないつもりでも"ズレている"というだけで無意識にみんなと同じところに立つことができない。 ひとつずつ世の中に火がつく度に

          クソなまま輝かせてね

          壊して直してそれがあたしの性格だから

          音楽、映画、小説、漫画、舞台、絵画、随筆etc 全ての芸術は受け取る側の人間の鏡になっているらしい。感じたことの無い気持ちは理解できないし、知らない言葉はエキゾチックに聞こえる。 彼氏がゲームをする時間で揉めて話し合いをした。この事では何度か喧嘩も話し合いもしてきたけれど、お互いに納得のいく結論にたどり着いた事はなかった。 傍から見ると本当にしょうもなく感じることだけれど、お互いに自分事なのでどちらかの気持ちを「そんなこと」にすることはできなかった。 譲れないものはあるので

          壊して直してそれがあたしの性格だから

          えらいえもいえろい

          ピンクのベルベットの似合う女になりたい 光沢があって気高くて撫でる方向によって滑らかだったりざらついていたり。 嫉妬したって愛について語る資格とかない。 はなという名前で愛を売っていた。 2万円、3万円、田舎の低い相場でひっそりと。シャバいホテルとか高いホテルとか車内とかでいつも空調や天井を見つめていた。 私をエセS台詞でぶん殴りながらそのはっきりとした二重幅で中に出さないからと"普通の女の子でいる"という0.01mmの抵抗を甲斐なく、でてるかでてないかわからないままシャ

          えらいえもいえろい

          斜行

          演出家の横に座って同じ机に台本とペンとノートストップウォッチや舞台の縮図なんかを広げて同じ角度から同じ稽古をみている。舞台監督なので一丁前にあーしてくださいこーしてくださいと口は出している。でも全くわからん。そりゃあ芝居のどこがもの足りないとか間合いの悪さとかこの芝居はプランが緻密とか逆に中身無いなとかそんなんはわかるけど。それ以外なにもわからん。役者のことはわかるけど舞台のことはなにもわからない。白緑、パネル、引き枠の種類、キャスターの数、尺とか寸法とか スクリーンの種類と

          鎌鼬の掟

          輪になって和になって嫌んなって 1番になるには群れてはいけない 何をどんな気持ちで選んでどんな順路でここまでやってきたのか何を犠牲にして何を得てそれ故に何を失ったのか 自分は 自分は外身も中身も頭も全てにおいて人より下だったけど、犠牲を払ってでも手に入れたかった二重欲しいものは何でも欲しい。やりたい事は何でもやりたい。今が絶頂だ、いま死んでもいい!と思える瞬間をいつも体験したい。中途半端なわがままは人を不快にさせるだけ、本当に欲しい物を見極め、振り切ってしまえないのなら

          undead 404

          すっぴんがすっぴんっぽくない女の詐欺メイクを謳う動画や、ただ眉毛がぼさぼさだったりちょっと太ってても愛らしいような全然直視できる幼少期からの劇的ビフォーアフター(笑)垢抜け女の動画みたいなものを見る度に過去の自分を「お前はもう少しなにか出来なかったのか」と詰めたくなる。 希望した幅に糸を縫ってもらったあの瞬間、世界がキラキラして見えた。こんなにも素晴らしく美しく嬉しく感じる痛みや異物感がこの世にあるのかと驚いた。でもそのキラキラは、ダウンタイムの腫れとともに引いていった。二重

          美化委員会

          どうでもいいものが嫌い 教室、職場、偶然出会うスーパーやコンビニ。すれ違うときに脇腹をツンツンとつつくようなあぁいうノリを、おぇって思わずに上手く返す女になる事が出来れば仲良くやれるのだろうか。 「いやコンビニのおでんかよ」みたいなしょうもない返ししか思いつかないしやり返してじゃれるみたいなのはまじ勘弁。 学校というのはとてもとても閉鎖的で もっともっと広い世界を知ってしまっていて だからあんなのの中でハブられるよりも恐ろしい事があること、あんなのの中で上手くやるよりも大

          美化委員会

          私の嫌いな方法で飛ぶ鳥

          いつの間にか「それな」よりも事細かに書かれていて、尚且つテンプレが無いタイプの自由な"文章"に触れる度に安心している。 情報量を削って自分からハッキリと言いたくないくせに「わざとじゃないよ」「あっバレちゃった?」って絶対わからせたい。といった感情をすこし揺すりたいだけの"匂わせ"と呼ばれるものが本当に厄介で嫌いだ。私のことならわかるでしょってテレパシーが使えると思っているアホな彼女みたいで単純にダルいし、度胸と国語力がない人のことを魅力的に感じない。コミュニケーション能力と国

          私の嫌いな方法で飛ぶ鳥

          「かわいい」のすぐ後にくる「好き」は信用しないタイプです。

          「今日も生きててえらい」なんて お前に言われてたまるかよってレベルの関係性の薄い人に言われてげんなりしました。 Q1.今の私に必要っぽい言葉 広いインターネットから語群を抜き出して答えてくれてどうもありがとう二度と喋るなさようなら

          「かわいい」のすぐ後にくる「好き」は信用しないタイプです。