人の背景を見ていくということ

最近の気づきについて。

先日、自分としては納得できないというか、なんでこんなことになるのだろうというような出来事があった。その時関わっていた人々が、なぜそんな風に行動するのかが理解できなかったのである。こちらの状況をそこまで考慮しないし、わざわざ時間やお金をかけてまですることではないと思っていた。

私は自分にとって理解できないことがあると、深く考えずに、理解できないと割り切ってしまうことが多い。つまり、人の発言や行動の裏に何があるのかということまで見ていないということである。

しかし、この出来事では、背景を見ていくことの重要性に気がつくことができた。その時関わった方が、なぜそこまで行動するのか、教えてくださったのである。そうすることで初めて私は、自分が浅はかだったと反省した。日々の生活で、人の発言や行動の奥底には何があるのか、理解していくことが重要だと、強く感じたのである。

その時私は、今まで表面的なことしか見てこなかったことで、どれだけのことを私は失ってきたのだろうと思ってしまった。いわゆる後悔である。でも、気がついたのだから、これから私は変わっていける。過去を変えることはできないけれど、この先の未来を変えていくことは、きっとできる。

人の背景を見ていくこと、それが最近の自分のテーマである。人の発言や行動はきっと氷山の一角であり、表面には見えていない部分も広く深く広がっているということなのだろうと思う。その見えていない部分に興味を持つこと、理解しようとしていくこと、それこそが学びであって、人としての成長につながるのかもしれない。このことは、他者の理解だけでなく、自分の理解にもつながるのかもと、最近は感じたりする。自分だって、行動や発言の裏には、自分なりの信念があるわけである。それが反映されている一部分が、行動や発言であるというだけで。というわけで、一方的に理解できないと考えたり、否定するのではなく、背景には何があるのだろうと興味を持つ、そういうことを心がけていきたい。そうすることで、これまで見えてこなかったものが見えてくる気がする。

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