今年のテーマは、そのままの自分を受け入れること

新年が始まりしばらく経ち、今年のテーマが見えてきた。そのままの自分を受け入れることである。これは、本当に私に取って、最大かつ最後の砦のようである。しかし、これができなければ、結局何をやっても満たされないし、心からの幸せにも辿り着けないのだろうと思う。

他の記事で書いたように、私は、自己肯定感や自尊心というものが非常に低い。20年ぐらいは、ものすごく低い状態で過ごしてきた。自己肯定感といっても、何か大それたことではなく、「自分はこれで良いのだ」「自分には存在価値がある」ということである。全ての根本である。これを、20年間は徹底的に否定してきたので、少しずつ積み上げては、振り出しに戻りを繰り返してきた。土台がグラグラなのだから、無理に積み重ねても、崩壊してしまうわけである。

その後少しずつ、否定ではないところに意識を向けるようにしてきた。自分が何か劇的に変化したわけでは決してないが、少しずつどうすれば楽しく、明るい気持ちになれるか考えていったわけである。その結果として、土台が多少安定し、まっすぐ綺麗にではないけれど、積み上げていくことができた。それが今の状態である。大きな衝撃がなければ、崩れることはないというような。

しかし、今でもやはり土台は、安定はしていない。瞑想中には「自分は価値がある」「自分はこれで良い」と感じ、意識できるが、なかなか日常生活の大半はそうではない。だからこそ、今こそ、この土台に戻り、しっかりとした土台を作っていくことが重要なのである。土台さえ安定していれば、あとは積み上げるだけ、そこまで難しいことではないだろう。

もちろん今すぐできることではないし、今すぐ達成しようとも思っていない。もしかすると、この先何年もかかるかもしれない。しかし、今の私には、この基本に戻ることが大切であると感じる。よって、少しずつでも、自分の存在価値、自分があるということを受け入れていきたい。

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