日本における選挙も悉く不正であるといった指摘がある。
そうだったのかも知れないが、じゃあ、どうするんだ、と私は問いたい。

日本国憲法には、高度な民主主義システムと強い主権在民精神が謳われている。そして基本的人権の尊重もだ。要するに、私たち日本の衆民は世界でも屈指の整った民主制度と進んだ自由主義を擁する社会態勢の中にあって、そこそこ豊かに生かさせて頂いているのである。有難いことだ。

これを棄てろと言っているのか？
これまでの選挙が悉く不正であったから、これからも不正は続くから、もう選挙を諦めろと言っているのか？

そのような主張をする者は、むしろ、偽✡️超支配勢力の片棒を担いでいることに氣づくべきである。

中途半端に目覚めて魔境に陥り、調子に乗って人心を惑わすのはイーカゲンやめて貰いたい。迷惑千万だ。

「世論とは選挙だ」と言ったのは、今太閤と呼ばれた宰相・田中角栄である。

私たちの社会は法治主義によって秩序が保たれている。みんなで法律を守る社会、法律によって様々な事案が決済される社会だ。その法律を作る機関が国会であり、国会へ送り込む代表者を決めるのが選挙だ。選挙によって選び、国会へ送り込んだ代表者＝議員たちが、国民の負託を受け、責任と権限を以て法律を作るのである。
その選挙に不正などあってはならない。
もし不正があるなら、直ちに取り除き、不正に関わった者どもを法律に基いて処断すべし。

仮に、偽✡️超支配勢力の関与があって、その不正を断罪できないと言うのなら、諦めるのではなく、偽✡️超支配勢力を粉砕する覚悟を決めるべきである。
そこで逃げて、どうするんだ。

偽✡️超支配勢力など、今や劣勢である。
すでに、世界秩序の展開は、次なる別章のページを開いたところだ。
覚悟を決めるなら、今である。
氣で勝るのだ。

日本の人口が数千人程度であったなら、衆民の全員が参加する直接会議で法律や予算を決めることも不可能ではない。しかし、一億人を数える日本の衆民が、直接、個々が有する主権者としての参政権を行使できる機会は、諸々の通常選挙と国民投票だけである。

選挙や国民投票を不正から護り、選挙や国民投票を存分に活用して、日本国憲法が保証する高度な民主主義システムと強い主権在民精神、そして基本的人権を『私たち個々の人生のために』有効利用し尽くそう。

国・都道府県・市区町村といった行政組織＝社会態勢は、私たち個々の衆民が『自分の人生をエンジョイするために』、税金を納めつつ、堂々と利用する目的にのみ存在する。だからこそ、私たち衆民自身が、これら行政組織＝社会態勢をコントロールしなくてはならない。そこに、私たちの責任がある。公共の精神とは、そういうことだ。国＝行政組織＝社会態勢に媚び諂うことでは決してない。選挙や国民投票もまた、然り。

ハナっから諦めるなんざあ、バカのやることよ。

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