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「初めまして」以上に「さよなら」を大切にする

思うのが、「はじめまして」以上に「さよなら」を大切にすること。

人はどうしても、これからお世話になるスタートのご縁ばかりに意識を向けがちですが
もしかしたら、それ以上に「卒業」のあり方が大事な気がするのです。

たとえば、お世話になった場所から離れるとき。
noteでいえばメンバーシップやマガジンのようなコミュニティから卒業するときに
「黙ってそっと」「ボタン一つで」さよならすることもできる。

でも、私自身はお世話になった感が強いときほど

いちいち、ボタンとは別にメッセージをお送りすることもしばしば。

それは、誤解なく「前向きな」卒業であることと、なにかがイヤになってそうするのではないということ。

「こうこうこういう理由で、これからこんなふうに生きていきます!」という本心からの前向きな理由メッセージも、必ず添えてきた気がします。


もちろん、それが正解かはわかりませんが・・・
なかにはそんなの「いちいちいらない!」もしくは「やっていられない」ものなのかもしれませんが、
私自身は、なるべくさよなら(卒業)の方も大切にする。

なぜなら、黙ってボタン一つだけで離れると、逆の立場で「なんか良くなかったのかな・・・?」「ご縁がもう終わっちゃうのかな?」と気になって。

なんとなく、悲しい気持ちになる気がするからです。


あと、もう一つ。
理由としては、人はいつが「最後」になるかわからないということ。

・「また次・・・」
・「いついつに会えるし(話せるし)」

と思っていても、急な変化で「あぁ、あの時が最後だったんだ・・・」ということがあるから。

そういう時って、何も言えないままってちょっと切ないですよね・・・


だから、なるべく「その時」にお伝えすることを大切にして。
ご縁はこれからもどうぞよろしくお願いしますという気持ちで生きていけたなら。

世の中から、誤解を生むような「さよなら」はどんどん減っていけるのではないでしょうか。

***

もちろん、これは自分が遠い過去にできなかった経験もあるから、言えること。
でも、「思い出せる」ことでも、いいんじゃないのかな・・・

言えなかったありがとうにも、時を超えて手を合わせるこころはきっと、またどこかで繋がって通じ合っていけるとも思うのです。

「初めまして」以上に「さよなら」も大切にする。

特にネットはボタン一つの世界だからこそ、より丁寧に大切に生きたいと思います。


(追伸.個人的には、こういうことも「相手の時間を奪う」のを防ぐことになれるのかなと・・・

よけいなお気を遣わせないように、否定や寂しい気持ちにならせてしまわないように。

ほんとうにお世話になったお相手なら、そこも大事にしていきたいものですね)

流香



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