簫貴妃

綺麗な人が好き。美しい装いと美しいエロを追い求めたいと思っています。そして、そんな気持…

簫貴妃

綺麗な人が好き。美しい装いと美しいエロを追い求めたいと思っています。そして、そんな気持ちにフィットする官能小説にトライしたいと思ってます。少しずつ書き進めていきたいと思いますが、継続のガソリンとして是非❤をお願いします。

マガジン

  • 女装官能時代小説「睦美丸秘抄」

    討入で主家が断絶となった菊童丸は、寺の稚児となるが。

  • AI画像生成チャレンジ・女装官能小説挿絵シリーズ

    最近流行りのAI画像生成チャレンジで、個人的な趣味にこだわりぬいて、女装官能小説挿絵ということをテーマにアップしています。

  • 蛹と蝶

    長編女装官能小説 女性の衣服のフェチとM的な快感を追求してみました。 セーラー服・メイド服・卒業袴と振袖・ウェディングドレス・ベビードール 無料部分だけでもストーリーは追えますが、ディープなエロシーンは是非ワンコインでお楽しみください。

  • めさめ

    官能女装小説・処女作 プロローグ+全14話完結・2話分有料です。

最近の記事

女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第5話-胸

 髪は京風の兵庫髷に艶やかに結い上げて、前髪にはべっこうの大櫛に8本の笄、後髪には6本ほど前びら、櫛止め、花かんざしなどで飾り上げ、緋色の長襦袢に白の刺繍のかけ襟の小袖の上に、紅地金刺繍の荒磯の菊花紋をあしらった色打掛。  菊童丸は、待ち侘びてきた、遊郭の太夫の衣装に初めて身を包んで、これまでに経験したことが無いくらい昂っていた。幅広の帯を体の前で結んで垂らすのが太夫風なのだが、いつの間にやら、着付師がその帯の下へと菊童丸を背後から抱えるようにして手を伸ばし、打掛も小袖も長

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    • 女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第4話〜法性花 

       顕性院二日目の朝が来た。目が覚めた菊童丸は、髪結と着付師がやって来るのが待ち遠しくて仕方なかった。女人のように装い、扱われる快楽に早く身も心も浸りたかったのだ。  髪結いがやって来て白粉を塗り、紅を刺し、眉を描いていても、菊童丸も一昨日や昨日に感じた違和感はなく、鏡の中で女人に変化していくことまでうっとりと楽しめるようになり始めていた。  背後では着付師がまた新しい着物の準備を始めている。衣桁に掛けられたのは、あざやかな藤色の打掛である。最近歌舞伎の女形たちの間でも大流行

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      • 女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第3話 題と有料部分に変更反映忘れ

        おはようございます。昨日は完成の喜びに少し慌ててしまって、有料部分の冒頭に加筆した最後の修正部分と、第3話のタイトルをアップし忘れておりました。新AI挿絵とともに変更の反映をお知らせ致します。

        • 女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第3話 指

           智性僧都が語った天台宗の秘儀=稚児灌頂とはいかなるものか。中世の比叡山のような山内十六谷に3000人もの僧侶と彼らの世話係など男ばかりで暮らす環境で、仏法における女犯の禁を守るために生み出された「装置」と言えるだろう。  智性自身も菊童丸に言っていたように、修行を経た仏僧といえど性欲を完全に消し去ることは簡単ではない。男数千が山で集団で暮らすにつれ、女犯の代用品のようにして男色が蔓延り、それを正当化しようとするものが現れた。僧侶が自分の侍童から見目麗しい者を選び、灌頂の儀式

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        女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第5話-胸

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        • 女装官能時代小説「睦美丸秘抄」
          5本
        • AI画像生成チャレンジ・女装官能小説挿絵シリーズ
          10本
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          28本
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          16本

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          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」AI挿絵で大奥的装束チャレンジ

          お待たせしました!第3話用挿絵AIガチャシリーズでございます。待ってないか。サムネのお姫様装束に身を包んだ美少年いかがでしょうか?ここに到達するにはかなりの回数のAIガチャにチャレンジ致しました。とにかく長襦袢の上に掛下を着て、色鮮やかな打掛を羽織るという、大奥や大名の御姫様たちのスタイルにたどり着くのにかなりの時間を要しました。和服の表現って、ネットにあるデータが少ないのか、AIだと本当に再現度が低いなあと感じました。サムネも実は下半身が袴っぽかたりもして、なのでサムネ利用

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          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」AI挿絵で大奥的装束チャレ…

          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第2話 智性僧都

           菊童丸の兄は、自分が持ちかけた話とはいえ、弟の先行きが少し心配になった。寺からの進物として届けられるものが、女人のものとしか思えない艶やかな小袖や振袖ばかりである。とどめに、寺に入る日の装束として白無垢を思わせるほど純白の長絹、白地に大輪の薄桃色の菊花があしらわれた小袖と白袴が届いたのを見て、ついに重い口を開いた。  「良いのか?菊童丸。そちが嫌なら、今しばらくわしの養いで凌いで、他の仕官先を探すのも手ぞ。」  真っすぐな武士らしい気質の兄は、菊童丸の密やかな「炎」について

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          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第2話 智性僧都

          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」次回予告用AI生成挿絵

          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第2話もかなり整いました。来週早々にはアップする予定ですが、今週なんもないんかい!とお怒りの皆様のために挿絵用に生成したAI画像の事前蔵出しでお茶を濁させてください。すみません。今回は、江戸時代の寺稚児・寺小姓のイメージを演出するために水干姿もしくは長絹をまとった美少年を生成したかったのですが、これはimage creatorさんには少し難題だったようで、狙ったものは衣装は出ませんでした。ただ、存在しないかなりきわどい衣装やイイ感じのエッチな子た

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          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」次回予告用AI生成挿絵

          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第1話 ~美童

           「美童じゃ。」  御家中の武士たちばかりか、出入りの大店の旦那衆まであらゆる年上の男たちから、菊童丸はたびたびそう感嘆まじりに言われることがあった。多くは素直な気持ちを伝えてくれただけだが、 なかには無遠慮に菊童丸を上から下まで舐め回すように見る不届きものもいた。そうした者の中には、吉原の遊女を見定めるような視線で露骨なまでの性欲をそこに満たしていることもあった。菊童丸はそういう視線に気づきながらも、他の者たちと同じように、その場は軽く会釈して微笑んでやり過ごして来た。

          女装官能時代小説「睦美丸秘抄」第1話 ~美童

          女装官能小説「咲と呼ばせて」メイドAI挿絵総ざらえ

           「咲と呼ばせて」は、コロナに突入して1年たった頃に書き始めたのですが、「蛹と蝶」に没入してしまったため、昨年末まで放置してました。「蛹と蝶」を脱稿したので、再度着手したのですが、なかなかに手こずりました。Xの裏垢で見てると本当にたくさんの方が女装を楽しんでて、そこから始まった勝手な妄想を小説にしたかったのですが、いろんな迷いやこれまでの2作と被る部分など自分でももやもやとしながら、なんとか脱稿しました。なんとなくですが、「めざめ」が昭和とするならば、「蛹と蝶」が平成、そして

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          女装官能小説「咲と呼ばせて」メイドAI挿絵総ざらえ

          女装官能小説「咲と呼ばせて」1話完結

           自分に「こんな大胆なこと」ができるなんて、四年前には想像できなかった。実家のある長野県から東京の大学に進学し、普通の男子大学生としての生活が始まるものだと思っていたが、コロナが僕らの「生活様式」を一変させてしまった。大学は始まったとは名ばかり、リモートでの授業のみ。多くの友達を作って楽しく過ごすキャンパスライフは、夢のように消え失せて, 友達のいない、東京の一人暮らし。もともと少し「おたく」指向のあった僕は、すっかり一人暮らしのインナートリップの世界へとまっしぐらとなったの

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          女装官能小説「咲と呼ばせて」1話完結

          自分に超ツボだった官能小説「ボーイッシュならではの経験」by 西田三郎

          西田さんの作品は、ある時自分のnoteを西田さんの「noteでエッチだった記事」の中でご紹介いただいたことをきっかけに読むようになりました。どの作品も、読みやすい文体で巧みなプロットを用意して、ちょっとしたユーモアもまぜながら、いろんなエロを表現されてますが、特に私にツボだったのがこの5作連作の「ボーイッシュならではの経験」。  中身は是非読んでいただきたいので、詳しくは書かないようにしますが、何故自分にツボだったかは、主人公の女性がある仕掛けで、少年が女装させられてエッチ

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          <迎春企画3>女装官能小説「蛹と蝶」番外企画・キャバクラ応援出勤編!AI画像生成チャレンジシリーズ!

           コロナが明けて世間はすっかり通常のルーティンに戻りつつあるようです。その影響なのかどうかはわかりませんが、男の娘ヘルス「Love Max」のグループ店で、銀座にあるキャバクラ「雅」(こちらは普通のキャバクラ)が新春明けから満員の予約で営業中。ホステスさんが足りなくてお困りで。  「Love Max」のキャストから、店長推薦で何人かがこっそり応援出勤の依頼をいただき、なんと明美も2日間木金で応援出勤することになりました。  ウィッグとアクセサリーは日替わりで少し変えてみまし

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          <迎春企画3>女装官能小説「蛹と蝶」番外企画・キャバク…

          女装官能小説新作準備中

           新年から世間はますます大変な状況となりつつありますが、自分自身のインナートリップは止むに止まれぬものだったりするので、いろいろな計画を進めております。  改めて2年半も書き続けた「蛹と蝶」をなんとか脱稿できて、肩の荷を下ろした感はかなりありました。なるべく、次回作も早く上げたいとは思っておりますが、時間がかかってしまったらすみません。  ちなみに次回作の主人公は「咲」ちゃん。(もちろん女装子名です。)コロナになったばかりのタイミングで東京に出てきた大学生なんですが、もと

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          <迎春企画2>女装官能小説「蛹と蝶」初詣番外編!AI画像生成チャレンジシリーズ!

           明美は「Love Max」の新春姫初めキャンペーンでお勤めさせていただいたあと、初めてお店に来てくれた永谷さんと初詣する約束をしました。  しかも、なんと!!永谷さんがプレゼントしてくれた高級振袖を、お店の着付担当にお願いして、美しく整えていただいて一緒に初詣。白地の正絹の振袖を着てお参りした後は、このままに帰るなんてもったいないことはできません。永谷さんのエッチ~。 お店の先輩キャストたちもみんな一緒に来てくれたので、一気にこちらも姫初め振袖キャンペーンで~す。 ここ

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          <迎春企画2>女装官能小説「蛹と蝶」初詣番外編!AI画像…

          <迎春企画>女装官能小説「蛹と蝶」番外編「Love Maxの新春キャンペーン」AI生成画像チャレンジ

           クリスマス・イルミネーションがスタートする頃、Lovemaxx高田馬場店の人気キャスト入りした明美に、店長が声をかけた。  「うちさ 、店のプロモーションかねて、人気のキャストの子にお願いしてるんだけど、姫初めキャンペーンっていうのを正月明けにやるんだ。振袖コスのプレイで料金も高めに設定して、着付代も捻出して。うちの店だけでやってたんだけど 人気だったから、今年は全店実施になってさ。全店経費で前撮り写真も撮影することになったんだけど、明美ちゃん参加しないかな?」 「是非

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          <迎春企画>女装官能小説「蛹と蝶」番外編「Love Maxの新…

          女装官能小説「蛹と蝶」第26話「体験入店」(最終話)

           その日の仕事は上の空であったが、なんとか定時まで在席して仕事している雰囲気だけかもし出して退社した。帰る間際にも、上司や隣席の同僚にはお腹の調子が良くないことだけは匂わせておき、明けた金曜日の朝に改めて腹痛がひどく通院すると会社には連絡を入れた。 そして、明日はいよいよ・・・。明日への奔流に竿刺していたはずの、明としての最後の理性は、店長とのLINEのやりとりで、すっかり蕩けて消えていたのだ。  初めてのことばかりだから、明日の「体験入店」のためにしっかりと準備をして

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          女装官能小説「蛹と蝶」第26話「体験入店」(最終話)