親子の会話量
親子の会話量。たくさん話す親子は、子どもにとっても良い事が沢山らしいが、うちの状況に限っては功を奏しているとも言えなさそうだ。
うちの家族の会話量、とにかく長男が、よく喋る。私も最初は軽く頷いて聞いているだけなのだが、段々、へ?どういう事?と口を挟み、気がつけば何やかんやと話している。
量を比率で表すとこんな感じ。
長男 50%
私(母) 22%
次男 20%
夫 8%
母子感の会話は多い方なのではないかと思う。
会話による影響についてネットで調べてみれば、会話の多い親子の子どもは成績が良いとか、話すことでストレスが減らせるとか、コミュニケーションスキルが高いとか、とにかくベタ褒めである。
会話は無いより、あった方がそりゃ良いのは分かるが、息子の場合は、私たち親子の場合は、それに該当しているのか。どうなのか。
我が家の実態はこんな具合だ。息子の成績は目も当てられない程酷い。学校はストレスが多すぎて行けない(行かない)。コミュニケーション以前に人が多いところが苦手。
これどゆこと?
会話があっても、結果がこれ。と言う事は、何かしらがマズイ。マズイ要因があるのか?
え?ちょっと待て。会話の内容がそもそもマズイのか?
それを言っちゃうと、アサガオの種を植えたけど、そもそも土が悪くて育たないみたいな話になってしまうじゃないか。
むむむ…
私という土を変えるのは、さすがに無理だわ…土壌改良ですら難しい。会話の内容を改善しようと意識し出したら、会話が辛くなる上に、会話する気力すら失いそうだ。
本末転倒とは、まさにこのこと。
結局、世の中で言われている事は統計であって親子の会話が多いと良い事に繋がるお子さんも一定数いますよ。という事なんだな。と、解釈するしかないようだ。
うちは、まぁ、なんていうか、その一定数には入っていない…。涙。
いや、気を取り直そう。統計からはみ出ているという事は、ユニークであるとも言える。
ならばこう考えてみる。前例も取説もない。予測なんて出来ない偶然や、ご縁の要素もてんこ盛り。もうオリジナルでやるしかない。超クリエイティブで、究極のオーダーメイド。
息子が小さい頃は、将来は仕立ての良いカッコ良い高級オーダーメイドスーツになる事をゆめ見ていた事も一瞬あったかもしれない私だが、今は、まぁ、そういうのはね。
だって、生地(母)がもうね、穴空いてるかも知れないようなクオリティーの可能性もあるじゃない?
でも、それでもいいじゃない?
繕って、頑張って縫って、不格好かも知れないけど、着る人が、何か温かいんだよね。とか、何か心地良いんだよ。みたいなスーツになれたら、きっとそのスーツは幸せなんじゃないかな。
そんなスーツになったらいいな。
スーツじゃなくてもいいよね。ハンカチでも、バンダナでも、何でも良いよね。
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