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その服を見るたび、接客してくれたお姉さんを思い出す。

"買ったモノに、売ってくれたヒトとのたわいのないやりとりが宿る"
ってことないですか?これって、スゴイことだなと、最近あらためて思います。

ある服を目にするたび、あのときの購買体験がふわっと蘇る。接客をしてくれたお姉さんをふと思い出すんですよね。名前も歳も知らないけれど。あとお顔も。(時間とともに忘れてしまって…スミマセン。)

すご〜く感じの良いお姉さんが接客をしてくれたので、心の底からそのお洋服を買ってよかったなと思っている、最近の私の実体験のお話です。

「買ってよかったな」の思い出って、案外ずっと残る。


そのお店のお姉さんは他のお客様の接客中で、私の方からお姉さんの隙をみて「すみません。」って話しかけたのが始まりでした。(お洋服を選ぶ時は、たいてい話しかけないでオーラを出してる私ですが、その日はどうしても相談したいことがあったので話しかけてみた!)

そのお姉さんは、ちゃんと私の要望を汲み取ったうえで、お洋服をおすすめしてくれて、なんかうまくお伝えできないんですが、「お似合いです!」というお決まりの文句も、絶妙にココチよい感じで。「うんうん、たしかに似合ってる(ような気がしてきた)」と褒められている私自身も納得できてしまうような、そんな声かけでした。

接客を含めて、対面での会話って、表情とか、会話の間とか、空気感とか、声のトーンで、なんとなく本心かそうでないかが伝わるから、本心であると感じた時に、接客がココチよいって感じられると思うんです。お姉さんが営業トークではなく、本当にそう思ってくれていると感じられたから、ココチのよさにつながったんだと思います。その服を目にすると、あのときの会話で感じた余韻がふわっと蘇る、そんな1枚になりました。

対面で接客できないことの難しさ


今私がECショップ運営に携わっていて、難しいなぁと感じること。それは、まさに 、" 表情とか、会話の間とか、空気感とか、声のトーン"  という、心が伝わりやすい手段が使えないこと。

メールやLINE等、テキストでのやりとりがメインで、お電話を頂くこともありますが、それでも表情が見えない点が対面とは大きく異なります。

お会いしたことがないお客様と、テキストだけでコミュニケーションを取ることが今の私の仕事となって、最近苦労していることは例えばこういうこと

・やりとりがリアルタイムではないため、お客様の反応がすぐにわからない
・お客様の顔を見て話しているわけではないので、手振りやジェスチャーをつけ加えたり、お客様の反応をみながら言葉を選んで、言い直したり言い換えたり、即時に伝え方の軌道修正をすることができない
・語彙力が足りないため、文字だけで細かいニュアンスをお伝えしきれない

この難しさを補うために、必要な力を私なりに考えました。

・お客様のお困り事や要望を細部まで汲み取る力
・伝えたらお客様がどう捉えるか、どう感じるかを推測する力
・お客様の目線に立って、自分が当たり前だと思っている情報をまっさらな視点で伝える力

これって全て「想像力」なんですよね!!
そして想像力って、画面の向こうのお客様、顔が見えない相手を慮る、『思いやり』の気持ちだと思うんです。

これは、もちろん対面でのお客様とのコミュニケーションでも必要なことですが、テキストでのコミュニケーションには特に必要だなと、毎日のお客様とのやりとりで実感しています。

大事なのは、お客様目線に立つこと。私にはまだまだこの力が足りなくて、チームの先輩や上司にサポートしてもらいながら、少しずつお客様目線に立ったコミュニケーションを身につけていっています。

ジスショップで買ってよかったと思ってほしいから

「ジスショップに相談してよかった。」
「ジスクリエーションの商品を買ってよかった。」

私も、ジスショップで買った商品を目にするたび、買ったときに感じたココチよさを少しでも思い出してもらえるような、"買ったモノに、売ってくれたヒトとのたわいのないやりとりが宿る" お客様対応やホスピタリティを提供できるよう、テキストの先にいらっしゃるお客様への「想像力」、そして「思いやり」を磨いていきたいと思います。

ジスショップ


今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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