見出し画像

お金のロードマップ62話 凡人がお金持ちになるための10の秘密vol.12 あなたの親はお金にどんな感情を持っているのか!?

前回のまとめですが、
①目の前の問題や過去にとらわれず、自分の使命を自覚して未来に向かって行動しよう
②未来と使命を意識することでしかるべきタイミングでお金はやってくる
です。
ただし、お金を集めること自体は目的ではないことに注意しましょう。
お金自体は手段であり、目的にはなりません。「お金だけ」という視点になったとき、あなたの目的が変わってしまいます。お金をどのように使い、どのように自分の目的を達成していくのか意識しましょう。


親からの影響


わたしたちは少なからず親からお金について影響を受けています。一番多いのはお金に対してネガティブな感情であるといえます。ネガティブな感情によりメンタルブロックがかかったまま成長していきます。そうすることで人前でお金について話をすることができなくなります。
「もったいないから買うのをやめなさい」「今日は我慢しなさい」「お金を使うことはもったいない」などと長年言われ続けた結果、「我慢しなければならない」という発想になり、本心が心の奥に隠れてしまいます。
親との会話や親の口癖を思い出し、お金に関するネガティブな記憶がないか考えてみてください。あなたを縛るその思考は先祖から長年受け継いだものであり、あなたの願望ではないことがわかるはずです。

お金を使うことは悪だという思想をもってはいないでしょうか。節約とはまた違い、節約は無駄なものを買わないことですが、お金を使うことが悪だと思っている人は病院にかかることも、家族で大切な時間を過ごすことに対してもお金を出し渋ります。お金はネガティブな感情を持つ人から逃げ行き、反対にお金を送り出すときに気持ち良く支払をする人を好みます。お金を気持ちよく出せないことはそれだけで損なのです。
お金は誰かのために使うことでいい流れを生み出します。どうお金を使うかということについてもしっかりと考えていきましょう。

また、何か問題が起きた時にお金のせいにすることもネガティブな感情ですね。お金のせいにするということはお金に対して自立しておらず、むしろお金に依存し支配されている考え方です。努力することがまず大前提ですが、目の前の問題を無視しても現状は何も変わりません。問題に対してどうしていかなければならないか「決めて」いくことが大切です。
何回もお伝えしておりますが、「決心する」ことで行動することができます。

そして日本人は借金に対してとてもネガティブです。しかし、借金にも良い借金と悪い借金があります。悪い借金とは遊びのために、今だけを楽しむためにする借金です。ドーパミンを求めて今だけの「楽しい」「美味しい」などの感情を求めてお金を使うことはその場しのぎです。その感情は長続きせず、またお金を使って同じことを繰り返します。逆に良い借金というのは将来のためになる借金です。資産を増やすための借金、子どもを学校に通わせるための学資ローン、ビジネスで設備投資や商品開発への投資など、やがて自分や子どもたちに返ってくるような借金は良い借金といえます。
これらのメンタルブロックは価値観を変えることにより、自分が望む未来へと繋がっています。自分を信じることができるのは自分だけです。


親の価値観から卒業する


先ほど述べた親から与えられた価値観に対して決してネガティブな感情を抱いてはいけません。親はあなたのことが大切だからそう言っていたにすぎません。環境のせい、仕事のせい、時間のせい、親のせい、にすることは問題から目を背ける行為です。対内的な問題ではなく、対外的な問題にフォーカスしていては前に進めません。親からの価値観に対してその意図を理解し、受け入れて、そこから自分の新しい価値観をつくっていくことが大切です。
自分の人生の責任は自分にあります。お金がないのは自分のせい。時間がないのも自分のせい。毎日がつまらないのも自分のせい。仕事がうまくいかないのも自分のせい。コントロールできないことに時間を費やす時間は人生においてありません。他人を変えることは誰にもできません。変えることができるのは自分自身だけです。
 
「~なんてできるわけがない」というアドバイス(時には否定の場合もありますが)は「相手の状態」を見てみましょう。
投資は危険、起業はリスクしかない、~は良くない、などと言う人間は得てして自分でそのことについて勉強したり、実際にやったことがありません。エビデンスがない相手のアドバイスはあなたにとって毒です。ドリームキラーにもなりえる否定的な相手の言葉はいかに親しい人とも言えども鵜呑みにせず「相手の状態」を見ることが大切です。
自分の価値観を相手に合わせる必要はありません。

まとめ


①お金に対するネガティブな感情は親から受け継がれる場合が多い
②お金を使うことは悪ではない
③お金のせいにしてはいけない
④借金には良い借金と悪い借金がある
⑤自分の人生には自分だけの価値観を持つことが大切である

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?