日本の労働者は、本当に毎年 50 万人ずつ減少していくのか?⑤人口動態の変化への理由について
はじめに
人材不足の現状と打開策について、テーマを見つめて、連載しています。
前回から、時間が経過したため、今日は、日本の産業界での人手不足については、いくつかの主要な理由を再度、考えてみたいと思います。
日本が直面している人口構成の高齢化は、労働力人口の減少を招き、経済活動全体、社会政策に、大きな影響を及ぼしています。
1.人材不足の現状
日本の人口減少と高齢化の問題について。
日本は先進国の中でも、特に、高齢化が進んでいる国として、知られています。
2023年9月1日の統計によれば、日本の総人口は、1億2445万人1億2,510万人となっており、前年同期と比べて、▲52万人の減少が見られました。
この背景には、出生数の減少、と死亡数の増加が、主な要因として挙げられます。
特に出生数の減少は、結婚の遅延や結婚そのものの回避、経済的な理由などが影響しているとされています。
2.日本の産業界での人手不足の理由
日本の産業界での人手不足については、いくつかの主要な理由が挙げられます。
① 高齢化社会
日本は世界で最も高齢化が進んでいる国の一つです。高齢者の比率が増加すると、労働力として活動できる人口が減少します。まず、ここの考え方が前提になっています。
高齢者の割合も、増加の一途をたどっており、2023年4月1日現在には29.0%が、65歳以上の高齢者であったというデータがあります。
2023年(令和5年)4月1日現在
<総人口>1億2455万4千人で、前年同月に比べ減少 ▲51万7千人
・15歳未満人口は、1434万6千人で、前年同月に比べ減少 ▲30万3千人
・15~64歳人口は、7401万人で、前年同月に比べ減少 ▲17万4千人
・65歳以上人口は、3619万8千人で、前年同月に比べ減少 ▲4万人
※うち75歳以上人口は、1975万5千人で、
前年同月に比べ増加 75万4千人
これは、平均寿命の延伸や医療技術の進歩により、人々がより長く生きるようになった結果と言えます。しかし、この高齢化は労働力人口の減少を招き、経済全体及び社会政策に、大きな影響を及ぼしています。
私が、考えているのは、この65歳以上の方々、29%のうち、高度な経験や経験知から知的なロン知的思考を備えている方々か多く、その層の人たちが、aiを駆使した労働人口にシルバー人材センターなどを通じた全国の産業労働人口に、貢献できるのでないか?という視点です。
② 少子化
高齢化に加えて、日本は出生率の低下にも直面しています。これは、長期的に、少子化は人口減少の大きな要因となっています。
経済的な支援や子育て環境の整備、教育制度の見直しを進めることで、子育てを希望する家庭をサポート体制も、改善が続いています。
少子化対策は長期的な視点での取り組みが必要であり、家族の価値観やライフスタイルの多様性を尊重した政策が求められます。
➂ 労働市場の変化
テクノロジーの進化や市場のニーズの変化に伴い、特定のスキルを持った労働者への需要が高まっています。
しかし、これらのスキルを持つ人材は不足している場合があり、多くの専門家が、将来も大きく不足すると指摘なされています。
④ 移民政策
日本は比較的厳格な移民政策を持っており、外国からの労働力の流入が限られています。これが労働力不足を悪化させる要因となっています。
ただ、2019年4月から導入された特定技能外国人在留資格制度は、大きな人手不足のための政府の決断により、大幅に激変したと思います。これが労働力不足を悪化させる要因となっています。
⑤ 労働条件
一部の産業や職種では、労働条件の厳しさや賃金の低さが、労働力を引きつけるのに十分でない可能性があります。
人口の減少と高齢化の進行に伴い、労働力人口も減少の一途を辿っています。この結果、多くの産業分野で人材不足が深刻化しています。
特に、製造業や建設業、医療・福祉業界では、人手不足が顕著に現れています。
これにより、企業は新しい人材を確保するための採用活動を強化している一方、既存の従業員に対しては、過度な労働となってしまっているケースも増えてきました。
また、人材が不足する中での労働は、従業員の過労やストレスの増加を引き起こし、長期的には企業の競争力の低下を招く可能性もあります。
日本の産業全体で、特に、中小企業での付加価値の向上が、経営基盤の課題となっていて、根本的な変革をしていくことが、長期的な資金循環と労働条件の改善や賃金の上昇につながる産業社会に向かっていく必要があります。
次回以降は、技術革新と生産性の向上の側面から、日本の社会について、考えていきたいと思います。
日本は、将来の日本の社会のために、
より良いしくみを構築できるはずです。
お読みいただいて、本当にありがとうございます。
🟢PS❤️
先週は、新型コロナ感染影響の初期段階で
入国制限再開時に、入国出来た4名の実習生が卒業になりました。
感慨深い11月となりました。3年間、本当におつかれさまでした😊
無事に実習が修了しました。
新型コロナウィルスが報告され不安のなか入国、2週間のホテル隔離など、彼らも私自身も、いろいろな心配があったので、本当に昨日のことのように感じています。
今日のnoteは、本当に込み上げてきました。。。
真面目に、誠実に、3年間がんばってくれてありがとうございました。
会社から信用され期待され「特定技能」として残ることになる彼、やっと帰国出来る彼、本当にうれしく思います。
これからも、ご家族のため、自分自身の人生のために頑張ってください✨
毎日の、私noteをお読みいただき、みなさまにも、応援をいただき、本当にありがとうございました。🙇♂️
心より感謝いたします🌏💫✨
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