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何で本を読むのがいいか|読みやすさの探求

たまには本紹介とは違う記事を。
本読みたいけど、なかなか手が出せないなーという人のヒントになるといいな と思って書きます。

みなさんは読書してますか?どんな読書環境ですか?
どんな媒体で読書を楽しんでらっしゃいますか?

最近はaudibleという耳で楽しむ新しいジャンルも出現し、いろんな形態で作品が楽しめるようになりました。
というわけで、今日は、今現在の私の読書環境について簡単にご紹介したいと思います。

何で本を読んでいるか

最近手に取る媒体順に
①kindle
②文庫
③単行本
④iPad
です。

本は圧倒的に借りることが多いです。基本は図書館。
最近はkindleを使い始めたことで、amazon kindle unlimitedを使っています。
どうしてもこの本が読みたい、というときは中古でもなんでも買って読む、というかんじです。(小説・マンガ・雑誌・新書…種類は問わず)

それぞれのメリット・デメリット

①kindle

コンパクト! 目が疲れない! 軽い!
という、まさに本読みに求められていたものを兼ね備えたパーフェクト媒体。
充電もかなりもちます。普通に使っていれば1か月くらいは充電しなくても大丈夫です。

欠点があるとすれば2つ。
・amazon kindleしか読めないこと
・画像は読み込みに少し時間がかかる・一瞬ブラックアウトするため、読んでいるときのブランクが集中を妨げる

いろんな種類のkindleがありますが、paper whiteが個人的にはおすすめです。
大きさもちょうどよく(文庫より少し大きいぐらい)、防水機能がついていて、比較的安価。
kindle unlimitedでレンタルするなら、そこまで容量も必要ありません。
ただしマンガや雑誌を読むならば別。正直他のタブレット/もしくは書籍をお勧めします。

kindle自体のコメントについては次回参照。

②文庫

※ここでの”文庫”はあくまで、”単行本を文庫化したもの”を指します。

ちょうどいい大きさでありながら、紙で読め厚みを感じることができる持ち運びに長けたスタイル。そして比較的安価
移動中に読書をしたい人は、単行本ではなくあえて文庫を読むのがいいと思います。

欠点を言うならば、壊れやすいということです。
安価にするため製本方法が糊付けのみになるためですが、最近は紙や文字にこだわって出版された本もあったり、さまざまな工夫が見られます。

ちなみに、文庫化したという作品は、ある程度売れたものが多いので、外れもそんなに多くないです。(電子書籍化はその手軽さから、売れないものでもすることがあるので必ずのオススメはできない)
また、文庫化することで単行本の初版よりも改訂が加えられたり、読みやすくなったり、あとがきや解説が加えられたりするのもポイント。
単行本を読んでいる場合は、あとがきや解説から読んじゃうこともあります。

※最初から文庫サイズで出ているレーベルもありますが、ここではその話は割愛します。岩波文庫シリーズ等はまた別の機会にご紹介します。

③単行本

本を読むならば単行本、特に上製本と呼ばれる、装丁のしっかりとした本を読むのが、読書をしてる感、あります。

借りる場合、カバーがかかってしまってみることはかないませんが、良い本は買ってカバー裏を見るのも楽しい。
こだわりのある本は、その本の装丁から本の世界観が始まっているので、本を手に取ったらまず舐めるように装丁を見る、というのも乙です。
また文庫や電子書籍がどうしても一律のスタイルになってしまうのに対し、単行本には1冊1冊にテーマ・表情がある。
おしゃれな本は小口(本を閉じた時、紙が重なっている側面のこと)に色や模様が施されていたり、しおりに工夫がある本も。
書体・字や行間・本文の紙面に占める割合・余白・ページナンバーなどなど…挙げれば挙げきれないほど、本の個性が光っている。それが単行本です。

欠点を挙げるならば、やはり重たいこと。
他のどれに比べても、大きいこと。

なので、家や落ち着いた場所で読めるならば、ぜひとも単行本を手に取ってほしいと思います。

④iPad

雑誌やマンガ媒体など、画像が多いものを電子書籍で読むならばオススメ
電子書籍リーダーよりは、鮮明で、つやがあり、なおカラーで見られる点が大きく違います。
動作も軽いので、読むために拡大縮小が必要であっても、ストレスなく読むことができます。

欠点があるとすれば、高額で手に取りにくいことと、長時間の閲覧には不向きであること、ものによっては大きいということでしょうか。
私はiPad mini5を使用していますが、やはり文字で書かれている本を長時間読むには目が耐えられません。
しかし、動作は軽いのでマンガや雑誌を読むのは大変重宝します。

何より、電子書籍リーダーがそのブランドに縛られるのに対し、iPadのようなタブレット端末(PCでも同じだが)なら、ネットも見ることができるという点が違います。
特に、最近は図書館で電子書籍を提供していることも増えたので、それを閲覧したいときに便利です。(ネットでの閲覧になるため、kindle等では動作も重くかなり難しい)

自分に合った媒体で快適・もしくは楽しい読書時間を!

さて、今回は読書媒体について書きました。

最初に触れたオーディブルというのも、新しい読書の在り方ですし、選択肢が増えて楽しいなあと思います。
耳で聞く読書が好きな人は、朗読CDもおすすめ。こちらについては、古典文学を聞いてみるのがいいと思います。

そして何より落語を聞いてみるのもいいですよ。
こちらは紙媒体では存在しない文学(口承文芸)のため、そのパフォーマンスも入れて一つの作品として完成しています。
有名どころを聞いてみてはいかが?(私が好きなのは立川談志さんです)

耳で聞く読書について欠点を挙げるならば、やはり字を追う/絵を追うとは違い、読み手の解釈が伝わってしまうという点です。
自分で物語を反芻し理解する、というのが読書の一つの楽しみですから、この本は楽しみたい!という作品については、最初は原著を読むことをお勧めします。

次回は 本を入手する先 に焦点を絞り、本の探し方や選び方、オススメ入手先などを、今回の媒体にも触れながら掘り下げていきたいと思います。

興味があったらまた次の記事もお楽しみに。

追記|次回でました

質問があったらコメントくださればまた取り上げます!

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