「装釘のすばらしい書物」01

「書物と装釘」書物とアート07
5/28(日)マツモトアートセンター1Fにて11:00~17:00開催いたします。
もう早い物で「書物とアート」も七回目になります。
今回のテーマは「装釘」
ということですので、蔵書の中の数少ないですが、「装釘のすばらしい書物」を並べたいとと思います。
ちょうど工芸の五月も開催中ですので、工芸品としての書物、はちょうどぴったりです。
せっかくですので、当日お持ちする本をSNSで紹介していきます。ぜひ、当日は実物をじかにご覧になり、かつ手に取ってみてください。よろしければご購入ください。

「装釘のすばらしい書物」01

.「聖家族」
堀辰雄
近代文学館復刻
昭和七年二月、江川書房より横光利一の序文をつけて500部限定版で発売される。
天地156×左右119の変形判。背クロスの仮表紙をつけ函に収める。
本文の紙は越前局紙、上製フランス装アンカット本。
函、仮表紙ともになにも書かれていない白地のまま。「聖家族」の題字だけが表紙に印刷されている。その他には何もない。
フランス装は、表紙を見返しに張り込まず、折り込んだ方式。


本文表紙と仮表紙


フランス装の本文


有名な冒頭とアンカットの本文

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