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【コラム】脱マジメ!!その学び方、変えませんか?

本当に早いもので、4月も下旬に入り、少し前に満開を迎えた桜も、
ほとんどが葉桜になってしまいました。
今年は少し開花が遅れたものの、入学式シーズンにバッチリとハマり、
タイミングと空気を読むのが上手いサクラさんでしたね🌸

大学の授業も、今週は3回目を迎え、少しずつ色々な勝手に慣れてきました。
もちろん学生とのコミュニケーションに関しても。

専門学校の時もそうでしたが、今回ももれなく学生からは「異人種」を見るような目で最初は見られます。
確かに、「先生っぽさ」はないですからね…笑

私は研究者でもなければ、学者でもないので、とにかく「実務」に則した話やディスカッションを大切に授業内容を構成しています。

よく「大学生は全然勉強しないんだよ〜」とか、
「専門学校生の方が真面目だよ〜」と仰る先生がいますが、
私はその意見には少し疑問を感じてしまいます。

なぜなら、専門学校生と大学生とでは、その学校に通う目的が全く異なるからです。

専門学校生は、2年ないし3年内に、「就職」することが学校に通う最大の目的なので、その為に必要な知識を勉強し、資格を取得するなど、机に
向かっての勉強が多く必要になります。

けれど、大学生は違いますよね。
この先の人生の可能性を多様にするための知識や見識を広げるために、4年ないしそれ以上の時間を投資しているのです。

本や授業から学ぶことももちろんあるでしょうが、それ以外の、一見遊んでいるように見える時間からもきっと学ぶことがあって、その全ての点が
集まって、その人の多様な未来の線につながると思うのです。
机の前に座ることだけが勉強ではないですよね!

だから、私の授業では、とにかく学生たちに話を振り、意見を聴き、考えてもらう時間を大切にしています。
「寝る」以外の行動はすべてOKとし、自由な受講姿勢を推奨しています。

しかし…そんな「自由」さを突然求められた学生は、キョトン。
「自由って何?どうすればいいの??」
そんな雰囲気です。笑

私も「みんなで横並び!」な日本の学校教育を受けてきたので、自分自身の融通の効かなさや、「自由って?」と感じる人間の一人ですが、これこそが
多様な社会の中で働く上では大きな弊害になっていました。

社会に出たら、「横並び」なんてあり得ないからです。
そして、全く同じことは二度と起きない、常に一期一会な状況とご縁の中で仕事をし、成果を上げなければならないのが現実です。

そうなると、「コピペ」のような行動化が出来るだけでは通用しません。
確かに、「学ぶ」のもととなる「真似る」は重要。
けど、それだけでは応用が効かない人間になってしまい、臨機応変な対応力が身につきません。

「自由」がいっちばん難しい!!

そんな風に、脳みそに汗をかかせることも、十分「勉強」の一つになりますよね!

そして、もう一つ「それじゃアカンよ〜」と思うのが、質問の少なさ。
そして、「先生の言ったことは絶対正しい」の風潮。

いやいやいや!
むしろ、疑った方がいいよ、ホント。笑

専門学校・大学
その両方で授業を受け持たせて頂けたからこそ感じた、日本の学校教育の
課題?闇?笑

教育現場ってお金にならない事だらけだけど、課題解決はビジネスの基本。
うぅ〜ん。もどかしい。
けど…お金にならないんだよなぁ。(2回目)笑

私のカッチコチな思考では、斬新なアイディアが浮かばない。
うぅ〜ん。
これも学校教育の招いた結果だな。

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