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美しさを感じていたい

見た景色の美しさに涙が込み上げてくる。
綺麗すぎて言葉を失う。
綺麗で綺麗で泣きたくなる。
このまま永遠にしたくて、永遠に見ていたい。
たとえあなたがいなくても……

景色が好きだった。
いらない感情はないって教えてくれるから。
橋が好きだった。
きっと繋ぐものだからなのかなって今なら思う。
行き交うものが道ではない場所を走る光景が美しい。
写真ですら切り取ってしまいたくないと思うほどに。

たまに人を邪魔にするところがあるのは承知だ。
余計なものまで感じて疲れてしまうからだった。
あなたの中の私はどう映ってる?
そんなことばかりが浮かんでは自分を遠ざけた。
特別だと感じない限り、疑い続けてしまうのだろうか。

目にしたいものと目にしたくないものは存在する。
ある人には優越感に映る光景が、
私には罪悪感だと捉えた。
そんな感情に、心が綺麗だねと言われたことは忘れない。
汚したくなんかないよ、1ミリだって。

エッセイを書きながら、
自分も小さなストーリーを書くんだなあって、
生きてるというよりは心の中にいたいのかなあって感じてる。
心に住みたい。自分にはしっくりきた。

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