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2回目のバゲットチャレンジの結果は…!?

ボンソワー!ケイチェルおじだよ。

今日もあぢい。最近それしか言ってないけど、暑さになんか負けてられねーぜ、ってことでバゲットを作っていこう。

GW中に初のバゲットチャレンジをしたんだけど、そのときの記事はこちら。

バゲットとは?みたいな話はこの記事に書いてるので今日は省略。結果だけ言うと、初めてのバゲットはいわゆる「のっぺりクープ」(クープがちゃんと開いてない状態)で、さらに「横割れ」までしてしまった。だけど気泡はそこそこボコボコしてたし、何よりしみじみ美味しいバゲットができてなかなか感動モノだったな。

あれからさらに研究を進めてくうちに、また作ってみたくなってうずうずしてたのよ。前回ストレート法で作ったときには6時間かかったけど、オーバーナイト法なら前日の夜に1時間ちょい、翌日3時間くらいでなんとか作れそうなのよね。連休じゃなくても、金曜の仕事後にちょっとやる気出して仕込みをすれば、翌土曜のお昼には食べられるってわけ。

レシピは前回のストレート法のときと同じ、YouTubeの大野有里奈先生の動画を元に作っていくよ。

と言うわけで昨日の夜、帰宅後の10時頃から頑張って仕込みをしてみた。

リスドォル300g、塩6g、砂糖5g(モルトパウダーの代用)、ドライイースト1g、水213g(加水71%)
全部混ぜて室温で1時間発酵させ、中央に向かって折りたたみ(パンチ)生地をひっくり返します。温度を測ると25度でした。ちょうどいいくらいだね。

これを冷蔵庫に入れて一晩おきます。

今朝の生地。温度を測ると8度。

これを家の中で一番暑い風呂場において24度になるまで復温させます。

24度になるのに2時間かかりました。その間に掃除を済ませる。
多めに打ち粉をして取り出し、半分に折ってカードで2分割します。
それぞれ三つ折りして丸め、濡れ布巾をかけて10分ベンチタイム。
10分後、成形していきます。やり方は前と同じ。軽く叩いて平たくし、
上下を真ん中に折って、
それをさらに半分に折る。手の側面で押さえながら。
引っ張ったりゴロゴロ転がしたりして長く伸ばす。
キャンバス布に移動させます。

二次発酵は10分でいいらしい。でもオーブンのサイズの都合上1本ずつしか焼けないから、まずは10分経ったら1本だけ焼いてみよう。

取り板は打ち粉をしたまな板を使用。未だストッキング買う勇気は出ず😂

キャンバス布からの移動は意外と簡単にできたわ。これからもこの方法でいいな。

そんでついにこれの登場。

じゃじゃーん

ついにクープナイフを買ったのだ。みっちゃんがオススメしてたやつ。

Amazonで注文して3週間くらいで届いたよ。中国から発送されてたのに送料無料って凄いな。ちなみにおいたんはパンの発酵中に家事を済ませる人生を順調に歩んでおるよ。

そしていよいよクープ入れ。

と思ったら、自分の指にクープを入れてしまった。このクープナイフ、ちょっと皮膚が刃に触れただけで切れる。あーあー分かってくれとは言わないがー、そんなに俺が悪いのか〜

気を取り直しまして。

めっちゃ切りやすい!前回の100均のカッターやセラミックナイフとは比べものにならない切れ味。

さて、今回はオーブンに少し工夫を凝らしてみることにしました。

このように中段にピザストーンを乗せて、その下に天板をセットする。両方とも最高温度(220度)で30分以上予熱して、ストーンに生地を乗せたらすかさず熱湯を天板に注ぐという作戦だ。
入庫にはクッキングシートの下にターナーを潜らせ、これでピザストーンに乗せる。
写真撮る余裕全然なかったけど、霧吹きして生地を乗せ、すかさず天板に熱湯を注ぎました。

220度で22〜3分焼いたのがこちら。

まだまだのっぺりクープだけど、前回よりはエッジが立って深く開いてるとこもある!
横割れはしてないけど、底の焼きが少し甘いかもしれん。てか、ピザストーンあんまり意味ないかも。前回の天板の方が下は良く焼けた。
2本目は二次発酵30分以上取ることになった。こっちは完全にのっぺりクープ。1本目より多めに霧吹きしたんだけど、なんでかなあ。不思議。

1本目の内相を見てみましょう。

まあまあ気泡ボコボコ。ちょっと焼きが甘かったかも。

何はともあれ、これでパリのユイじょりさんが食べてたジャンボン・ブール(ハムバター)サンドを食べようかな。

バターと生ハムを挟むだけ。
今日のランチ

ハムバターサンドうめえ。こりゃ最高に贅沢なサンドイッチだ。

今回のバゲットは前回よりクラムがもっちりしてるな。加水は2%多いだけなのに、やっぱりオーバーナイトで作ると粉への浸水が進むんだろうねえ。ただ、個人的には前回のストレート法で作った方が味は好きだな。

一般的にオーバーナイト法の方がもっちりして時間が経ってもパサパサになりにくいけど、より小麦の風味を味わえるのはストレート法らしいんだよね。スライスしたやつを何も付けずに食べてみたけど、今回のは少し味気ない気がする。今までパンの味なんてまったく分からない人だったおいたんだけど、もしかしたら製法による味の違いまで分かるようになってきたかもしれない。

しかしのっぺりクープは何とかしたいな。やはりオーブンの特性上、表面が焼き固まるのが早いんだと思う。とは言えこのオーブンで何とかクープがガバッと開いたバゲットを焼けるようになりたいなあ。

と言うのも、これまでにバゲットを研究してきたなかで、大変興味深い秘密結社のような組織を見つけてしまったのだよ。

オーヤマくんの会」なる組織。なんと全国に会員がいて、インスタやら各種SNSで繋がり、あちこちで会合まで開かれてるらしい。

この組織が何かと言うと、アイリスオーヤマのコンベクションオーブンでパンやお菓子を焼くのが趣味という人たちの集まり。ちなみにアイリスオーヤマのコンベンションオーブンとは、こちらのシリーズで最新機種でも定価は1万円前後。たしかさぬき広島のからちゃんも持ってるやつだったはず。

ネットを見渡せば、このオーヤマくんでバゲットを完璧に焼いてる人が全国にわんさかといるのだ。倍の値段するおいたんのオーブンで焼けないはずはないと思う。がんばろ。

おわり。

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