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暗号化された夢|詩


「暗号化された夢」

暗号化されたふたつの心を
明かりのない夢のなかで
ただ、ひたすら
朝まで書き続けていた

孞追、
うまく並ばない文字
透明が強すぎて歪んだ時空

胸に突き刺した筆が
ゆっくりと漆黒に染まっていく
嗚呼、思い出した
確か僕は何よりも闇だった

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