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確かな灯り|詩


「確かな灯り」

お祭りのような森のなかを
嬰児な希望は無邪気に走りまわる

つまずいて転げた向こう側
木々のお喋りのような
そんな夜更けに魂魄はゆれる

泣いてる子は居らんかね

てくてくと歩いていく想いたち
おおきな森の小さなお家
重なる葉っぱの間を游いで
ひと粒の星が
今夜も消えない灯りをともす

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