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思春期&青春真っ只中の中学2年生に【探究】の授業をしてきました!

友達と自分を比べて、時に落ち込んだり、自信をなくしたり。
中2って、きっとそんなお年頃。
だけど、一人一人の中に、ちゃんと素敵な個性や強み、可能性があるよ!
それをどうやったら発見できるか?
それって、この先の暮らしや、さらにもっと先の未来に、どんな風に活かせるのか?
先日、「自分について探究して、未来に想いを馳せてみよう」というテーマで授業をさせていただく機会をいただきました。

きっかけとなったのは、旧友である、現 某私立中学の探究教師である友人へのインタビューでした↓

生徒さん、一人一人の反応が実に面白くて。
楽しそうにワークに取り組む子たちばかりじゃなくて。
かったるそうに机にうつ伏せになる子もいれば。
関わろうとするこちらに対して、「チッ」と舌打ちする子もいる。

そうか、そうだよね。これが中2だよね、と。
今日は、ぜんぶ受け止めたるぞ!と笑
中2のリアルな風をビュンビュンと浴びてきました。

授業中は、なかなか発言がなく、刺さらなかったかな…と思ってましたが。
回収した振り返りシートには、

・今まで外側を磨くことばかり考えてたけど、これからは内側も磨いていきたいと思った。
・友達から言われて、自分の強みに気づけて自信がついた。もっと強みを外側に出していきたい。
・自分は分析することが好きで得意だとわかった。将来は、そんな仕事をしてみたい。

などなど、色々な気づきや思いをびっしりと綴ってくれていました。

授業後には、こんなことを伝えにきてくれた子がいました。

「僕は、(グループワークで一緒になった)クラスメイトのいいところが全く見つけられなかった。それってダメなことですよね?」

何かを感じることができたり、気づいたり。
そこから、自分がどんな行動をしていきたいか。
それが一番大事なんだと思うよ。
人の意見や考えに縛られないでね。
彼とは、そんな言葉を交わしました。

また、他に、

「先生(私)みたいな仕事がしたいと思った。どうなったらなれますか?」

と、はにかみながら、でも目を爛々とさせて、聞きにきてくれた子もいました。

授業を通して、少しでもこちらが届いたらいいな、と思っていたことを受け止めてもらえたのかな、と感じることができた嬉しい瞬間でした。
また同時に、こうして大人から次の世代へ伝えていくことの責任や大切さを感じもしました。

授業の最後にはこんな言葉をみなさんへお伝えしました。

今日発見した自分自身についての強みや特徴は、今の「中学2年生」の時点でのあなた、だということ。
きっと、みんなこの先も、色んな人と出会っていくし、色んな経験をする。
そんな中で、きっとこの先、もっとたくさんの強みや可能性を発見していくはず。
未来は、自分次第でどんどん変えていけるよ。
ぜひ自分だけの武器を磨きあげて、人生を楽しんでね、と。

正直、普段大人と仕事をするということがどれだけ楽なんだろう・・・笑
と思ってしまうほど、ものすごいエネルギーを使った授業(4クラス分)でした。
だけど、その分、本当に得難い、素晴らしい経験をさせてもらえたな、と思います。

今回の単発授業を依頼してくれて、ここまでコーディネートしてくれた友人に、そして、一緒に探究の旅をしてくれた生徒さんに心から感謝です。

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