【ブランディング】読み手の気持ちを考えて発信する
みなさん、こんにちは。なかやま かえでです。
広報の仕事をしていると、毎日「文章」について考えることが多いです。
プレスリリースのライティング、他の人が書いた文章の添削、原稿を書くにあたっての情報の読み込みなど、もう読みたくないと思うくらい毎日文章に触れています。笑
その中でも、ものによってすっと入ってくるものと、理解に時間がかかるものがあります。
今回はその違いを説明しながらも、読み手に伝わるようにするためにはどうしたらいいのかを書いていきたいと思います。
PRやブランディングに活きることが多いと思いますので、ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただければ幸いです。
BADな条件は…?
まず初めに、読み手のテンションが下がっていくBAD条件を紹介しておきたいと思います。
・文章が長い
人は文章が「長い」「多い」と感じたときに、無意識レベルで構え方が変わります。
人からおすすめのマンガを紹介されたとき、5巻で完結するものと50巻あるものとだと、心の準備が変わってきますよね。それと一緒で、パッと見たときに文章が「長い!」と感じると、温度感が下がりやすくなります。
・説明が重複している
説明が重複していると「さっきも同じこと言ってたよな?」と、前の文章の確認をしてしまったりもします。
・先方の思惑ばかりを感じる
先方が伝えたいことを全面に押し出し過ぎているケースも「なんだか自分本位な営業だな…」と自分の感情が入ってきてしまって内容がスムーズに入って来にくくなります。
・何が目的なのかわからない
文章がまとまってなかったり、句読点が上手く使えてない場合も、理解に時間がかかりスムーズに情報を受け取りにくくなってしまいます。
せっかく良い情報や商品・サービスをアピールしたのに、感情でNOをもらってしまって、ちゃんと読んでもらえないのはもったいないですよね。
では、具体的にどんなことを意識していったらいいのかをまとめていきたいと思います。
①シンプルな表現にする
まず大事になってくるのがシンプルさです。
発信者からすると、ついつい推しポイントを余すことなく伝えたくなってしまいますが、受け取り側としては情報が多ければ多いほど混乱します。
例えばメディアへの掲載実績について。
パッと見たときの読みやすさでは、下記どちらの方が読みやすいでしょうか?
おそらく後者の方がすっきりしていて、読みやすいかと思います。
このように、色々と推したい情報はあったとしても、シンプルに且つインパクトに伝わるにはどうしたらいいのかを考えてみるといいかと思います。
②起承転結を意識する
普段ライティングに携わっている人からしたら基本中の基本に感じるかもしれませんが、文章を書くときは「起承転結」を意識して書くようにしましょう。
書き方については、また後日まとめていけたらと思いますが、簡単なイメージとしては下記のような流れになります。
③読み手にとってのメリットを伝える
そもそも「なぜおすすめなのか」「なぜあなたに勧めているのか」、
そこがちゃんと相手に伝わるように伝えることが大切です。
なので、読み手に取ってのメリットは必ず入れるようにしましょう。
営業メールの場合はできるだけ最初の方に持ってくると、相手が「こういった話を伝えたくて連絡してきたんだな」と分かった上で、続きの文章を読んでくれるのでおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
文章を書くということは読み手がいるということですから、自分が読み手だったらの考えで、色々工夫してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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