暦の上では、とうに立秋を過ぎていたらしい。

そのことに気がついたのは、デザイン吉田さんのnoteを見たから。

この「こよみをささやく」シリーズ、地味に好きなんだよなぁ。

今日のような、仕事量が多くてくったくたな日の帰り道に眺めるのに、とても向いているのだ(私にとっては)。

脳が疲れきっているときに見ても、あまり負担にならない。

◇

なぜか、と言われると、説明はしづらいけれど。

しいて言えば、情報量が多すぎないのに、季節感があるから、だろうか。

白黒の線画だけれど、「もうこんな季節なのか」と、四季を感じることができる。
今年は外出自粛も相まって、あまり外に出かけられていないから、なおさら。

エネルギー値が底辺のときに眺められる絵は貴重だ。

その状態で絵なんぞ見たいのか、と思われるかもしれないが、見たいときが時たまあるのだ。自分でも困ったことに。

まず大概のイラストはカラーであることが多いので、その時点で多少なりともエネルギーをくわれる。

そういうときに、この「こよみをささやく」シリーズを、こっそり眺めている。

今度は、もっと秋っぽいものになるのだろうか。どうなんだろう。わからないけれど、今からこっそり、次回作を楽しみにしている。

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