春は肝の季節!
春は東洋医学の五行で肝の季節です
(下の図の緑色の部分)
肝の季節とは
肝臓が弱くなる季節でもあります
肝が弱くなる原因は?
食べ過ぎ・飲み過ぎ、睡眠不足、ストレス
運動のし過ぎなど、日常的な行いの一つひとつが
肝臓の酷使や脂肪の沈着につながり
肝臓疲労を引き起こす原因になります
使い過ぎや脂肪沈着のために機能が低下した肝臓は
代謝や解毒といった役割を十分に果たすことができず
エネルギー不足や毒素が蓄積されて疲れてしまうのです
肝が弱くなる事を東洋医学では
゛肝の気が高ぶる゛という表現をします
肝の気が高ぶると、イライラする。不安になる
眠れなくなるなどの症状がおこります
新年度に向けて心機一転がんばろう!と思っていたのに
イライラしてうまく進まなかったり
気分が落ちこんで何もやる気が起きなかったりするのは
春の「肝」の影響を受けています
肝の気が高ぶる
↓
自律神経のバランスが乱れ
と、考えればわ分かりやすくなります
肝臓の働きを高める食材
五味五色の中の「酸」と「緑」のものと考えられてきました
毎日、緑の野菜(山菜やお茶等を含む)で
肝臓の解毒能力を高めること
また、肝機能を高めたり、保護をするために
多少「辛」いものや「甘」いものを食べるようにします
おすすめの「辛」の食品
ねぎやにんにく、にんにくの芽、にら、大根などです
ナツメ、慈姑(くわい)、竜眼(りゅうがん)
百合根(ゆりね)のような「甘味」を加えると
肝臓に元気な「気」を作ると考えられています
さらに、良質なたんぱく質も肝臓ケアに欠かせません
動物性のものなら乳製品や肉、魚、卵など
植物性のものなら大豆や米、ナッツなどがオススメです
肝臓の機能が高まると
自律神経も整います
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