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どうしてあなたは涙を流すの?

最近感情や感じ方が日々刻刻と変わっていて、自分のその変化についていけてない気がする。

だけど、「昨日と今日の自分が違う。変わっている。」そんな実感を毎日得られるのは純粋にすごいことだと思う。

だからこそ毎日の心の動きを必死に言葉にして文章にして書き留めておかなければと思っている。(note始めて本当によかった。)

最近の私の変化の理由は、1ヶ月前に始めたこどもの学習支援ボランティアにある。ちなみに指導できるのは残り3回という期限付き。

日々、担当している生徒達に何が自分はできるのか、どうしたらいいのか、そういうことをずっと考えている。

時に、今までの自分を振り返って、自分の価値観やバックボーンについて何時間も考えたり、それを仲間と共有してコメントをもらったりしてさらに考えを深めて、指導にどう反映していくかまた考える。

毎日とても大変で、正直完全にキャパオーバーだけど、発見や進化もたくさんある。

そんなわけで私は今、毎日新しい自分になる感覚でいっぱいいっぱいになる状況にある。

そんな中、昨日久しぶりに人の前で涙がこぼれた。

理由はわからなかった。悲しいのか、悔しいのか、不安なのか、安心なのか、分からないけれど、指導の振り返りをしていたら涙が止まらなくなった。

私は昔からよく涙が止まらなくなって、だけどそれが何故なのか自分でもよくわからないことが多々あった。

それが嫌で、人前で泣きたくないと強く思うようになり、また自分の気持ちを人に伝えられないもどかしさを何とかするために、私は一生懸命自分の気持ちを言語化する癖が無意識についたのかもしれない。言葉を知り、そして自分がどういう時に不安になったり泣きそうになったりするのかが分かるようになっていくにつれ、人前で泣くことは少なくなった。

そう、どうやら私の涙は不安からくるものらしい。

そして、その不安が言語化できない時、どうしていいかわからなくなった時、涙となってうちか外へ発信される。ある意味SOSなのかもしれない。

昨日、私が突然涙を流したのを見て、私のフィードバッカー(サポートしてくれる担当スタッフ)がびっくりして「それは何の涙??」と理由を聞いてくれた。

けれど私は答えられなかった。
自分でもなんで泣いているのか分からなかったから。

指導がうまくいかなかった悲しさや悔しさなのか、残りの指導で上手くできるか分からない不安なのか、それともそういう不安を見越して優しい言葉をかけてもらったことへの安堵なのか、わからなかった。

その時にわたしの涙は、言葉にできない想いが溢れているんだと初めて気づいた。

自分の長年の不思議が、解消された気がした。

人は皆、自分のことを1番知ったかぶりのままにしている。知らないこと、気づいていないことが山のようにあるのに。

自分のことを知ることは、他人を知ろうとするための第一歩だと思う。自分をわかっていないと、相手との違いもわからないし、共感できるかも怪しいと思っている。本当の意味での「受容」とは己を知らずしてできないのではないか。
他者を受け入れるスペースがどれくらいあるのかは、自分の心の部屋に散らばった自分の考えや価値観をきちんと整理してみないと、わからない。

どうしてあなたは涙を流すの?

涙は、悲しいだけじゃない。
不安も、焦りも、拒否も、嬉しさも、安堵も、全てうちから溢れてくる想いが涙になる。

もっと自分以外の人のことを知りたい。

だからこそもっときちんと自分のことを知りたい。

19歳の私は毎日何を感じて何を考えているのか。

noteで一生懸命繋ぎとめて、整理して、そしてまた新しい価値に出会えたらと、思っています。

#ひとりごと #日記 #二十歳プロジェクト #自己 #涙 #他者 #自己理解 #成長 #振り返り

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