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謎に、文章を書くモチベーションがあがる本をレビュー📖

noteを始めてまだ1週間くらい。書きたいときはブワァ〜っと書けるんだけど、毎日コツコツと地道に書くのは本当に大変。iphoneのメモ帳に書いたネタが日に日に減っていくのを見て、あせる毎日が続いてる。楽しいから始めたはずのブログがいつの間にか「苦」へと変わってきてます・・・

こういった経験ないですか?

実は僕、今まさにそんな感じです。

これはまずいと、気持ちを切り替えようとネットで本を購入してみる。

書評ライターである三宅香帆さんの「バズる文章教室」という本。

試しに読んでみたが結論から言って「効果絶大」でした!

「今日なに書こうかな〜あ〜ネタがねぇわ」

と嘆いていた自分が読んでみたら・・・

あれ?

いつの間にかパソコンに向かって文章を書いてるではありませんか!

いつの間にか書き終わっているではありませんか!

おかげで本来の目的であった文章を書く楽しさが蘇ってきました。

ブログを書く前には必ず「バズる文章教室」を読んでモチベーションを上げてから書くようになってます。

そこで今回は「香り」でも「旅」でもないが「バズる文章教室」という本を紹介しようと思う。

僕と同じ境遇の人がこの本を読んでブログの楽しさを思い出すきっかけや忘れていた初心を取り戻せれば幸いです。

なぜ読むと書くのが楽しくなるのでしょうか?

その理由を自分なりに分析してみたのでシェアしようと思います。

題して、「気がついたら書いてる3つの理由」


1、三宅さんのパッションがバシバシ伝わってくる!


宮川大輔もビックリ。読んだらわかる熱いやつや〜ん!

作家さんのこの書き方を見て欲しい!

という思いが強すぎて思わず引き込まれました。

引き込まれて、読むこちらサイドの熱も上がります。

そして、なぜその書き方が魅力的なのかを熱く語ってらっしゃいます。

読んでて思わず、笑みがこぼれてしまいますよw

例えば林真理子さんのコラムを読んだときには

「か、完璧っ。最初から終わりまで、こんなに完璧なコラムありますか!」

とボルテージは最高潮に達していました!

もし本ではなく三宅さんがそこにいたら目のキラキラが止まらないでしょうね。


2、作家さんを例にあげて細かく解説。

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49の作家さんの文章を抜粋して、なにが魅力的なのかをわかりやすく解説しています。

中でも印象的なのが「司馬遼太郎の撮影力」というパート。

三宅さんが目をつけたのは情景をブワ〜っと浮かび上がらせる書き方

まるで文章を読むのと一緒に動画を見ているように頭の中に映像が出てくるような・・・

この前置きがあっていざ司馬遼太郎の文章を読むと不思議と本当に浮かんでくるんです。

おもわずマネして書いてみたくなるので気がつくと・・・

パソコンを開いていますw


3、スキマ時間に5分で読み終われる章の細かさ。

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めっちゃめっちゃ読みやすいです。

通勤時間やちょっと手が空いた時に読めたり、続きを気にすることなく目次から気になったところを読めるので「苦」ではなく「楽」ですね。

しかも「つかみ」「文体」「組み立て」「言葉選び」と章が分かれているので文章を書くながらでも読みやすいです。

先ほどの「司馬遼太郎の撮影力」をはじめ

「村上春樹の音感力」「三浦しをんの台詞力」などなど・・

文章を書きながら・・

「あ〜あの書き方どうやるんだったけ?」

という場合もこの目次が大活躍すぐに正解にたどり着けるんです。

パッと読めるのでインプットしたことをアウトプットしやすくなります。


一見、技術的な要素ばかりに思われるかもしれませんが、実は文芸的な要素が多く楽しく自身の言葉を磨いていけるような内容になっています。

文章を今以上に楽しく書きたい!

という方にはオススメしたい一冊です。













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