見出し画像

私が映画を映画館で観る理由。

映画を、最近はdTVはU-NEXT、Huluで観る人が本当に増えてきていると思います。

映画館で映画を観る人が減ってきてるんです。
私のバイト先の映画館で先日「ヴェノム」を上映していたのですが2名とかしか入ってない時間帯もありました。
そんな中、私は観たいと思った映画は映画館で観るようにしています。学校に通っている身ですから時間帯が合わない作品も中にはありますがほとんど映画館で観れています。

ふと先日思ったんです。

 一生に一度。

この映画をこの映画館で観れるのはもうないんだと。あと私が80年近く生きたとしても、叶うことはほとんどないんだと。
ドラマは放送中も放送後もテレビや携帯で見れますが映画は映画館での上映が終わった途端テレビか携帯でしか見れないんです。 

映画館のあの大きなスクリーン、高性能な音響、エンターテイメントが詰まった空間、あそこで観るからこそ、その映画への想いがより増すのです。

今年私の一押しは、「万引き家族」でもなく、「寝ても覚めても」でもなく、「虹色デイズ」という映画なのですが…「虹色デイズ」私、映画館で3回観ました。(旬の俳優が出ててポスター的にあぁつまんないだろうなぁと思って観たらまぁ面白い。騙されたと思って観てみて下さい)


そして先日DVDが販売され、もちろんネットでも見れます。
ネットで数ヶ月ぶりに観ましたが、あの時感じたワクワク感は消えていました。
ですがつい先日、映画館でDVDの宣伝CMが流れた途端、数ヶ月前のあのワクワク感が蘇ったのです。

映画館のスクリーンの偉大さを感じた瞬間でした。

 映画館で映画を観る。映画館で映画を流す。

映画館で映画が流れる作品は、一週間の作品もあれば3.4ヶ月流れる作品もあります。
たったの数日、数ヶ月のために必死に作品を作りエンターテイメントを届けようとする人たちを私は誇りに思います。
映画館で出会う映画は、一生に一度の出会いです。

頑張って働いたお金を握りしめて、その出会いが素敵なものであることを信じて皆映画館に来るのです。

映画館スタッフとして私はいつも劇場のドアを上映前に閉める度に思います。
誰か1人でも、幸せになって2時間後現実世界に帰ってきてくれたらそれ以上のことはないと。

映画館のスタッフを経験し、自分も素敵な映画に映画館で何度も出会い思うことがあります。
私も数年後、映画館で流す映画を作る人間になりたいと。


とは言いつつも、「ボヘミアンラプソディー」や「ファンタスティックビースト」はどの劇場も満員です。そして、映画館も様々な工夫をし最近では4Dなどもあります。

自宅では決して楽しめない新しいエンターテイメントの形を提供しようとしています。

サポートしていただけたらとっても嬉しいです。人生を楽しむために何をしようか、様々なことにより挑戦できると思います。