kaishin

2024年4月から大阪在住。

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記事一覧

大阪32日目は、「大阪」を読んだ

友人に勧められて「大阪 岸政彦・柴崎友香」を読んでいる。 大阪へ来た人=岸政彦(社会学者) 大阪を出た人=柴崎友香(作家) による大阪にまつわる個人史のようなもの…

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11時間前
4

大阪31日目は、新しいコラボを考えた

宮崎と縁の深い企業に新任のご挨拶に伺ったところ、社長から ・人材育成の重要性 ・デジタル化の必要性 ・地域連携への期待感 みたいな話が出て、まさに自分もこれまでやっ…

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1日前
2

大阪30日目は、新しい「繋がりかた」をぐるぐる考えた

同級生のきんちゃんと飲んだ時、「一生大阪で暮らすけど宮崎とは繋がっていたい」というような話が出た。人によって濃淡はあっても、自分が生まれ育った町とは何か繋がって…

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2日前
7

大阪29日目は、京都・東山を彷徨った

GW中の京都なんて、さそがし人がいっぱいで大変なんだろう。こんな時期にわざわざ京都に行くのはGWの存在を知らない外国人くらいじゃないの? ん。でも、ひょっとしたら早…

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3日前
10

大阪28日目は、滋賀・草津へ

琵琶湖に面する草津は、江戸時代に交通の要所として栄え、参勤交代で江戸を行き来する各藩ご一行の宿泊所(本陣)として重要な役割を果たしていたという。 1839年、草津に…

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4日前
7

大阪27日目も、映画天国を満喫中

大阪は映画天国だ。 調べてみたら大阪府内に33館もの映画館があるようだが、職場から徒歩10分圏内に、規模の大きいシネコンが3館もあって(TOHOシネマズ梅田、大阪ステー…

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5日前
9

大阪26日目、wifiがないふぁい

今、一番困っているのは、自宅にwifi環境がないことだ。 内示を受けたあと、3月の後半には水道や電気・ガスと一緒に、wifiの申込をしていたのだが、一向に工事の日程が決…

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6日前
3

大阪25日目、心斎橋はオシャレだった

大都市・大阪は、街ごとにいろんな表情があって面白い。 職場は「梅田」のど真ん中にあるが、そもそもどこからどこまで梅田なのかも分かったようなわからないような感じが…

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7日前
4

大阪24日目は、藤田美術館へ

宿舎のすぐ横を流れる旧・淀川沿いを大阪城に向かって30分ほど歩いたところに藤田美術館がある。 大阪在住の友だちから「大阪おすすめスポット」のひとつに挙げられていた…

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8日前
7

大阪23日目は、ツツジが満開

この春は毎朝、旧・淀川沿いの桜並木をランニングすることで大阪ライフがスタートしたが、早くも季節が移り、ツツジが咲き誇るようになった。 単身赴任という名の一人暮ら…

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9日前
2

大阪22日目は、洗濯した

3泊4日の出張から帰って最初にやらねばならないのは何はなくとも洗濯である。 
昼間着ていたYシャツ、下着、靴下に加えて、夜用のTシャツやジャージ、朝ランで使ったラン…

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10日前
5

大阪21日目は、県人会の歴史を想像した

近畿県人会の皆さんは、第二次世界大戦中〜戦後生まれ(団塊の世代あたりまで)の方が多い印象(統計データがないので)。西暦で言えば1940〜1950年頃生まれ、年齢にして70…

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11日前
5

大阪20日目は、高校球児たちと触れ合ってきた

大阪に赴任して以来、近畿県人会の幹事の皆さんと交流する機会が多い。着任早々、歓迎会を開いて頂いたところからスタートし、今回のふるさと訪問ツアーに向けた協力もして…

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12日前
8

大阪19日目は、神戸からフェリーで宮崎へ

早くも2度目の宮崎出張(この後は当面予定がない)。今回は近畿県人会が主催するふるさと訪問ツアーへの同行。総勢70人の皆さんと一緒に、神戸港発着の宮崎カーフェリー旅…

kaishin
13日前
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大阪18日目は、プロモーションについて考えた

古い話だけれど、かつて「みやざきアピール課(現・国際経済交流課)」の担当だった頃は、寝ても覚めてもプロモーションのことを考えていて、官民問わず、いろんな媒体(テ…

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2週間前
5

大阪17日目は、十三で立ち呑んだ

そもそも十三を「じゅうそう」と読むことすら知らなかった大阪ビギナーなので(初代・ヤマト艦長:沖田一三はじゅうぞう、だしな)、その場所がサラリーマン・パラダイスな…

kaishin
2週間前
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大阪32日目は、「大阪」を読んだ

大阪32日目は、「大阪」を読んだ

友人に勧められて「大阪 岸政彦・柴崎友香」を読んでいる。

大阪へ来た人=岸政彦(社会学者)
大阪を出た人=柴崎友香(作家)
による大阪にまつわる個人史のようなもの。

そこには自分のような、たった1ヶ月の大阪暮らしでは到底理解し得ない大阪と、1ヶ月もいれば充分「せやなあ」と共感するしかない大阪の街が描かれている。

毎日1万歩以上、多い日は2万歩以上街を歩きながら、メシを食い、人と語っていると、

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大阪31日目は、新しいコラボを考えた

大阪31日目は、新しいコラボを考えた

宮崎と縁の深い企業に新任のご挨拶に伺ったところ、社長から
・人材育成の重要性
・デジタル化の必要性
・地域連携への期待感
みたいな話が出て、まさに自分もこれまでやってきたことなので、共感度が一気に高まって大いに話が盛り上がった。

そんな最中、ふと先方から1つのアイデアがポロリと出てきた。

えー、それめっちゃおもろいですやん!
あんなことやこんなこともできますやん!
ええやんええやん
えらいこっ

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大阪30日目は、新しい「繋がりかた」をぐるぐる考えた

大阪30日目は、新しい「繋がりかた」をぐるぐる考えた

同級生のきんちゃんと飲んだ時、「一生大阪で暮らすけど宮崎とは繋がっていたい」というような話が出た。人によって濃淡はあっても、自分が生まれ育った町とは何か繋がっていたい、自分のできる範囲で協力できることがあればやってみたい(やってもいい)、と思う人は比較的多いのではないか。

出身者=地元ファン、の確率はだいぶ高いはず。

でも、その「繋がりかた」とか「支えかた」は人によって随分と違うんじゃないか、

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大阪29日目は、京都・東山を彷徨った

大阪29日目は、京都・東山を彷徨った

GW中の京都なんて、さそがし人がいっぱいで大変なんだろう。こんな時期にわざわざ京都に行くのはGWの存在を知らない外国人くらいじゃないの?

ん。でも、ひょっとしたら早朝ならいけるんじゃね?

そんな軽い思いつきで、GW真っ只中の京都・東山を歩き回ってきた。

地元の友人に、京都市内のオススメ神社仏閣などを教えてもらっていたのだが、開門が10時と遅かったり、場所がそれぞれ離れていたり、ということもあ

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大阪28日目は、滋賀・草津へ

大阪28日目は、滋賀・草津へ

琵琶湖に面する草津は、江戸時代に交通の要所として栄え、参勤交代で江戸を行き来する各藩ご一行の宿泊所(本陣)として重要な役割を果たしていたという。

1839年、草津において最も大きな本陣であった「田中七左衛門本陣」において、到着したばかりの宮崎・佐土原藩主が急死する事件があった。

子供がまだ幼かった為、後継指名の手続きがまだ行われておらず、このままでは跡目不在ということになりお家取りつぶしの可能

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大阪27日目も、映画天国を満喫中

大阪27日目も、映画天国を満喫中

大阪は映画天国だ。

調べてみたら大阪府内に33館もの映画館があるようだが、職場から徒歩10分圏内に、規模の大きいシネコンが3館もあって(TOHOシネマズ梅田、大阪ステーションシネマ、T・ジョイ梅田)、アート系映画をたくさんかけるシネ・リーブル梅田もあって、ほぼここで事足りる気がする。嬉しい。

出張が多かったり、タイミングが合わなかったりもしつつ、この手軽さのおかげで4月は4本観に行くことができ

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大阪26日目、wifiがないふぁい

大阪26日目、wifiがないふぁい

今、一番困っているのは、自宅にwifi環境がないことだ。

内示を受けたあと、3月の後半には水道や電気・ガスと一緒に、wifiの申込をしていたのだが、一向に工事の日程が決まらない。春先は混んでいるのだろうと長期戦を覚悟しつつ、携帯のデザリングで自宅PCを使っていたら、あっという間にデザリング上限値に達してしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまった。

宮崎の自宅では、音楽やら映画やらサブスクサ

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大阪25日目、心斎橋はオシャレだった

大阪25日目、心斎橋はオシャレだった

大都市・大阪は、街ごとにいろんな表情があって面白い。

職場は「梅田」のど真ん中にあるが、そもそもどこからどこまで梅田なのかも分かったようなわからないような感じが良い。

基本的には大阪駅周辺に梅田1丁目〜3丁目があって、職場のある大阪駅前第1ビルは1丁目。でも、阪急梅田駅は芝田、阪急うめだ本店は角田町、グランフロントは大深町など、大阪駅に接している大型施設は、そうじゃなくてもなんとなーく「梅田」

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大阪24日目は、藤田美術館へ

大阪24日目は、藤田美術館へ

宿舎のすぐ横を流れる旧・淀川沿いを大阪城に向かって30分ほど歩いたところに藤田美術館がある。

大阪在住の友だちから「大阪おすすめスポット」のひとつに挙げられていたので、振休日にさっそく行ってみた。

藤田邸跡公園に隣接した建物自体は美術館としてはかなり小ぶり。また常設展示はなく、季節ごとの企画展として30数点が展示されているのみというタイトなものだった。

その分、1点1点に丁寧な解説が付き(無

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大阪23日目は、ツツジが満開

大阪23日目は、ツツジが満開

この春は毎朝、旧・淀川沿いの桜並木をランニングすることで大阪ライフがスタートしたが、早くも季節が移り、ツツジが咲き誇るようになった。

単身赴任という名の一人暮らしは、日々新しい経験があり、日々学びがある。

業務の方は、年度頭にイベントごとが続いていて、これまでの経験を活かしつつ、それなりに「こなしている」感じ。一方、大阪での暮らしについては、まだ全然ふわふわしていて掴みどころなく過ごしている。

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大阪22日目は、洗濯した

大阪22日目は、洗濯した

3泊4日の出張から帰って最初にやらねばならないのは何はなくとも洗濯である。

昼間着ていたYシャツ、下着、靴下に加えて、夜用のTシャツやジャージ、朝ランで使ったランニングウェアもある。スーツだって雨や汗をだいぶ吸ってしまったので、わしわしと洗いたい。

宿舎にあるのは小さな洗濯機なので1回では終わらず、2回転。天気が不安定なので部屋干し。すると、ああ、いかにも”単身赴任”な感じw

まあ家事全般、

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大阪21日目は、県人会の歴史を想像した

大阪21日目は、県人会の歴史を想像した

近畿県人会の皆さんは、第二次世界大戦中〜戦後生まれ(団塊の世代あたりまで)の方が多い印象(統計データがないので)。西暦で言えば1940〜1950年頃生まれ、年齢にして70代半ばから80代半ばあたりではなかろうか。

聞いた話半分、想像半分で書くと、この世代の皆さんの多くは、まだまだ日本が豊かになる前の時代に集団就職(1954〜1977年)などで近畿エリアへやってきて、生活の拠点を築いてこられたよう

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大阪20日目は、高校球児たちと触れ合ってきた

大阪20日目は、高校球児たちと触れ合ってきた

大阪に赴任して以来、近畿県人会の幹事の皆さんと交流する機会が多い。着任早々、歓迎会を開いて頂いたところからスタートし、今回のふるさと訪問ツアーに向けた協力もしてきた(自分というよりうちのスタッフだが)。

県人会の皆さんの故郷への想いは、そんな中でたびたび感じることもあったのだが、富島高校を訪問した際により明確にその熱量に気付かされた。

ふるさと訪問ツアーは、もちろん皆さん自腹で参加されているの

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大阪19日目は、神戸からフェリーで宮崎へ

大阪19日目は、神戸からフェリーで宮崎へ

早くも2度目の宮崎出張(この後は当面予定がない)。今回は近畿県人会が主催するふるさと訪問ツアーへの同行。総勢70人の皆さんと一緒に、神戸港発着の宮崎カーフェリー旅である。

行程は
・金曜:夕方発 〜フェリー泊
・土曜:朝着〜県内旅行〜ホテル泊
・日曜:県内旅行〜夕方発〜フェリー泊
・月曜:朝着
という感じ。

寝ている間に移動して、たっぷり1泊2日を満喫できる。しかも、新船になって間もない宮崎カ

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大阪18日目は、プロモーションについて考えた

大阪18日目は、プロモーションについて考えた

古い話だけれど、かつて「みやざきアピール課(現・国際経済交流課)」の担当だった頃は、寝ても覚めてもプロモーションのことを考えていて、官民問わず、いろんな媒体(テレビ・新聞・雑誌・交通広告・ウェブ・SNSなど)の事例を追いかけ、何か参考にできるアイデアはないかと思っていた。

それから12年。
県内広報的なことは多少あっても、がっつりプロモーションをする仕事がなかったので、すっかり思考が鈍っている気

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大阪17日目は、十三で立ち呑んだ

大阪17日目は、十三で立ち呑んだ

そもそも十三を「じゅうそう」と読むことすら知らなかった大阪ビギナーなので(初代・ヤマト艦長:沖田一三はじゅうぞう、だしな)、その場所がサラリーマン・パラダイスなんだということなんぞ知るよしもなかったのである。

連れて行ってくれたのは、さとなおラボのOB3人。

ほぼ初対面なみなさんだったが、同じラボOBということもあって歓迎いただき、さっそくディープ大阪を連れまわし・・・違う、ご案内して頂いた。

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