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[Day 197-203] To to to Tottori / ジャマイカの学生が鳥取に(鳥取編)

ジャマイカ時間の7月31日~8月9日の旅程で、ジャマイカ・ウェストモアランドの学生たちが鳥取を訪れました。前回は時差ボケやら疲れやらで速報版になってしまいましたが、改めてより詳しく交流の様子をお届けします。今回は鳥取編です。

Athletics Stadium / 布勢総合運動公園

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鳥取県は、来年開催される東京2020におけるジャマイカのホストタウンです。そこで、青少年交流団の皆さんにジャマイカ・チームの事前キャンプが行われる予定の「コカ・コーラ ボトラーズジャパンスポーツパーク(鳥取県立布勢総合運動公園)」の陸上競技場で、実際にトラックを走ってもらいました。本番さながらに電光掲示板に名前とタイムが表示されるという公園管理者の粋な計らいに学生も引率の大人も喜んでくれました。それにしても、写真のとおり、皆さん見事な疾走っぷりでした。

Cultural Exchange / 鳥取湖陵高校

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今回の青少年交流のメイン、鳥取県立鳥取湖陵高等学校を訪問しました。まずは、「料理交流」として、いなり寿司とフルーツポンチを一緒に料理しました。参加した生徒の中には、昨年度の青少年交流事業でジャマイカを訪れ、今回の交流団の学生と交流した生徒さんもいて、お互いに再会を喜び合う様子はとても微笑ましく、相互交流の意義を感じました。また、「文化交流」として、鳥取湖陵高校の生徒さんによる吟詠とウ県の学生によるジャマイカン・ダンスをそれぞれ披露し合いました。

鳥取湖陵高校では、東京2020でジャマイカ・チームが事前キャンプで鳥取を訪れた際におもてなしをしようと、ジャマイカ料理の研究などに取組まれています。

The Sand Museum / 砂の美術館

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ジャマイカ屈指の観光地・ネグリルに負けじと、交流団の皆さんを鳥取砂丘(Tottori Sand Dunes)砂の美術館(the Sand Museum)にお連れしました。砂の美術館は、水で固めただけの砂の塊を彫る彫刻芸術「砂像」を展示する美術館です。今期のテーマは「南アジア」。写真の学生は、砂像にいたく感動するとともに、仏陀のポーズを真似したりガンジーのメッセージを写真に撮ったりと満喫していました。ジャマイカはキリスト教文化の国ですが、他の宗教にも感心があるというのが興味深かったです。

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また、鳥取砂丘には海岸の手前に「馬の背」と呼ばれる丘があって、眺めも良いので初めての方はつい登りたくなってしまうのですが、砂地で思いのほか体力が削られ、登ったはよいものの帰り途でヘトヘトになる、というのが「砂丘あるある」。なので、入口から眺めるだけという提案もしましたが、やっぱり駆け出していってしまったジャマイカ交流団、見送る私。体力が違う。

PUBLIC BAR LIT

今回業務(出張)として一時帰国させていただきましたが、一番の驚きは、鳥取にカリビアン料理のお店がオープンしたことです。名前は「PUBLIC BAR LIT」。ジャマイカ料理の定番、ジャークチキン(Jerk Chicken)レッドストライプ(Red Stripe)など。日本人向けにアレンジされているようですが、ジャマイカ人も納得の本格的な味でした。お店の雰囲気もオシャレでオススメです。

そんな中、ジャマイカの学生の皆さんには、週末にホストファミリーのもとでホームステイを体験してもらいました。実のところ、鳥取に来る前はホームステイを不安がる学生もいてどうなることか思いましたが、フタを開けてみれば、ホストファミリーと楽しく週末を過ごす写真がSNSで競うように送られてきて、ホストファミリーの皆さんのおかげで、全くの杞憂に終わることができました。

次回・東京編もお楽しみに。

【8/24追記】東京編を投稿しました。
【9/10追記】ダイジェスト動画ができました!


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