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【Netflix】「インフィニット・ストーム」ナオミ・ワッツのヌード付き山岳映画

<概要>

インフィニット・ストーム Infinite Storm

2022 | 年齢制限:16+ | 1時間 38分 | ヒューマンドラマ
大きな悲しみを胸に、ひとりでワシントン山に挑んだ登山家を襲う猛吹雪。激しい嵐のなか立往生していた男を見つけた彼女は、ふたりで無事に下山しようと決意する。
出演:ナオミ・ワッツ、ビリー・ハウル、デニス・オヘア
(Netflix公式サイトより)


<評価>


2022年公開の映画をNetflixで見た。

10点満点中6.5点。

山岳映画としてはやや肩透かしだが、テーマは「絶望からいかに立ち直るか」で、ナオミ・ワッツの熱演を見るべき映画だ。


主人公の女性山岳レスキュー隊員、パム・ベールズは実在の人物。

2010年にアメリカ北東部最高峰のワシントン山(標高1917m)で起こった実話をもとにしている。

実際のパム・ベールズとナオミ・ワッツが共演したYouTube動画はこちら↓


「ナオミ・ワッツがあなたを演じると聞いて、どう思いましたか」

と司会者から聞かれたパムは、

「私は映画をめったに見ないので、ナオミ・ワッツが何者か調べた。ごめんなさいね」

と答えて、ナオミの「ああ情けない」という笑顔を誘っている。


雪山にスニーカーで登ってくる無謀な登山客の話は、最近の富士山でもよく聞くが、このワシントン山の男は、自殺願望を抱えていた。

パムは、彼を必死で励ましながら、一緒に下山させようとする。

パムもまた、心に絶望を抱えていたが、彼を助ける過程で、自身の変化を感じる。


パムの絶望のもとになったのは、女性にとって最も辛い体験だ。

この映画が刺さる人と刺さらない人がいると思うが、刺さる人には、セラピー効果が期待できる。

同じような境遇の人にお勧めしたい。


マウゴシカ・シュモフスカというポーランドの女性監督が撮っている。評価の高い社会派の監督のようだ。

この映画にはポーランドの資本が入っており、実質的にアメリカとポーランドの合作映画。

スロヴェニアのカムニクで撮られている。

撮影は美しいが、演出は個性が乏しい。


映画のほとんどは雪山の場面。

そんな映画で、ナオミ・ワッツのヌードが見られるのか?

はい、見られます。オールヌードで、けっこうじっくり見せます。どこで出てくるかは、秘密。

そういえば、彼女の実質的デビュー作「マルホランド・ドライブ」でも、いきなり脱いでたね。いきなり脱ぐ人。


55歳のナオミ・ワッツの顔貌は、58歳の小泉今日子どうように、年齢を刻んでいるが、まだ美しい。

この映画では、演出上、やつれた「老け顔」が多い。

だけど、その裸は美しい。


まあ、地味な映画だし、プロデューサーも務めるナオミ・ワッツは、

「私の裸で、映画を見てくれる人がいるなら、脱いだる」

と、脱いだのだろう。

そのナオミ姐さんの心意気を生かすためにも、ここに宣伝させてもらった次第。


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