見出し画像

【愛着障害】【ADHD】カウンセリングに行って良かったなと思ったこと。


発達障害の検査を終えて、診断が出たことを報告しにカウンセラーさんのところへ行ってきました。

○話したこと

・発達障害の診断結果の数値が書かれた紙を持っていった

・動作性IQが低いこと
・処理速度が遅いこと
・言語性IQが高いこと
・ASD診断はなしと出たけど自分ではグレーだと思ってること

を正直に伝えました。

・職場の環境をこと細やかに伝えた

スタッフ人数
オーナーと三人のパートさんの性格や考え方
関係性
自分から見て一人ひとりに感じることを整理して話しました。

店の中のレイアウト
お客さんがどのくらい入るか
物音がどんなふうに聞こえるかなども。

オーナーの考え方ややり方で私が合わないな、やりづらいなと思う箇所とか。

それに対して他のスタッフがどういう行動をとっているか、私はその時どう考えたかなどを「自分目線で」という前置きをつけて素直な気持ちを話しました。


・家族構成も細かく話した

元父



の性格、職業。
過去にあった出来事。
自分や他の家族が今の性格を形成する原因で考え得る出来事を覚えてる範囲で細やかに伝えました。

反抗期時代に離婚の話が出ていて反抗するのを我慢していたことや、母も長くシングルマザーで自分も愛されたい欲があると思うので私に嫉妬してるんじゃないかと思ってることなども。

・今後どうなりたいかのざっくりしたイメージ

職場の環境の何が合わないかをしっかり聞いてもらったので、どういう環境を目指したいかをアドバイスをもらいながらなんとなく話してみました。

・手帳の発行を目指していること

発行の仕方や、手帳を発行したら困ることがないかなども話しました。

・自分と同じようなことを相談しに来てる人は他にもいるよ〜ってふわっと教えてくれた

年齢がもっと上の人や大学生、もっともっとお仕事が難しい方なんかもいるよ、と。
自分以外の同じような悩みを持つ人にも寄り添ってきたよ、と話してくれました。

○noteで思考整理した記事で載せた画像も見せながら環境の説明をした

アダルトチルドレンのことやADHDで苦手なこと、頭の中で考えていることをここに載せた画像イラストを見せながら説明しました。

ここで思考整理してたおかげでスムーズに話ができました。

○安全基地ができた(AC)

本来相談相手になるべき家族もいろいろあってストレスだし、職場のしんどさのことは人に話せませんでした。

どこでどう繋がってるかわからないから。
ネットにも書いちゃダメなことが流石にあるし。

とはいえ溜まりに溜まったストレスや、話しちゃいけないことまで言いそうになってしまうのが本当にしんどかったんですよね。

そこで、カウンセラーさんという相手が受け止めてくれることで一つのセーフティエリアができました。

そのために対価を払って雇わせていただいているんだから、安心して全部ぶちまけて良いんだって。

カウンセラーさんに話せるから大丈夫、他でぶちまけなくても大丈夫、って、すこしセーブが効くようになりました。

○客観的な意見が聞けて安心した

これ私が悪いんですかね?
私だけですかね?

って自分の中だけで思ってることを

「いや、そんなことないよ、それは間違ってないと思うよ」

「他にもこういう人もいるからあなただけじゃないよ」

些細なことですが、そんな言葉でかなり救われました。

色々な人を見てきたカウンセラーさんだからこそ出てくる言葉なんだと思います。

きっと友達とかに「これって悩んでるの私だけなのかな」って話しても「うーんそうかも…わかんない」って困らせるだろうし、その反応みて「やっぱり私だけなんだ…」って落ち込むだけだと思うから。お互いいい気持ちにならないから。


○話を途中で遮ったり、正論で殴ってくる家族には話せないことが話せた

母と兄が特にそうなんだけど、人の話を途中で遮る人なんです。

ある程度まで聞いて自分の考えが浮かんだらもう結論を待たずに反論してくる。

そして正論で返してくる。

それは分かってるんだけどそうなれないから困ってるんです。
っていう気持ちを汲んでくれなくて、「それは知らんよ。あんたが努力するしかないやろ」

「じゃあこうするしかないやん」
「それはあんたが我慢するしかない」

みたいな聞き方する人。

それがしんどいから家族に話せないんですよね。

○正直な気持ちを人に話して、人が受け入れてくれるってすごく大きなことだなと思った

主体性がなくて自分で何かを決めるのが怖くてたまらないアダルトチルドレンには、やっぱり第三者の容認があるとめちゃくちゃ安心するんですよね。

たぶん、親とか家族とかにそうやって自分が決めたことを話して、容認してもらって、を繰り返して自分だけで何かを決められるようになっていくんだと思う。

それを、過干渉な親にいつも「違う、そっちよりこっちの方がいい」って否定されつづけてきたから自分で物事が決められなくなる。

絶対に無条件で自分の味方でいてくれる誰かが「受け入れてくれる」「認めてくれる」ことって本当に大きなことなんだなって思いました。

友達に話せば、って思うかもしれないけど、友達にこそ話せないんですよ。

愛着形成ができないせいで信頼関係の築けてる友達がいないから。


カウンセラーさんは、お金という対価を払っているから(相手にもメリットを差し出している)安心して自分の悩みを話せるっていう点がすごく良かったなと思いました。


なんの対価も払えず友達、知り合いにこんな話できるわけないもん。



○具体的に何か解決したわけじゃないけど、少しだけ心が成長したり、心に余裕が出たりする安全基地

って、思いました。


友達、知り合い、自分にとって信頼できない人に誰かれ構わず自分を「分かって分かって聞いて聞いて!!!」ってするよりよっぽど良いなって。

人との距離感がすこしうまくなれそうだなって思いました。


自分の正直な気持ちを、家族の代わりに「容認」してもらう場所として、活用させてもらおうと思いました。

そしてそれを積み重ねて少しずつ自己決定できるようになっていこう。
そして他人にゼロ距離をもとめないでも大丈夫になっていこう。

今回はそんな感じでした。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?