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ミドリガメを食べて思考が柔軟になった


ミドリガメを食べることから始まったコミュニティ亀は亀

私の活動の根源となります。私を知らない方はこちらを読んでもらってからの方が、noteも読みやすくなると思います。↓

何故ミドリガメを食べるようになったのか。

私がミドリガメを食べるようになったのは、日本で増え続けているミドリガメ(条件付き特定外来生物)が邪魔者扱いされているのを見て"どんな味がするんだろう。美味しかったらただ殺すだけじゃなくて食べた方が良いのではないか"と思い、師匠である内田さんに"ミドリガメは美味しいですか?"聞いたところが始まりです。その時に、"亀は亀だ"と言われその言葉の意味が知りたくて亀を食べてみようと思うようになりました。

一人でミドリガメを食べる勇気がなかったあの頃

ミドリガメを食べてみたい。とは思ったものの、この時は好奇心よりわからない事が多くて、恐怖心の方が勝っていました。きっと"何でも食べる人だからミドリガメも食べれるでしょ。"そう思う方も多いはずです。しかし、私も皆さんと同じように食べた事ないものを口にするというのは、人間的な生存本能が働くのでビビります笑。以下、ミドリガメを食べる以前の私の考えです。

  • 食べたことがないからすごく不味かったら怖いし、食べたくない。

  • 調理法がわからないし、見るからに(甲羅で覆われている部分)食べるのがめんどくさそう。

  • 食料に困っているわけではないので、わざわざ食べなくていいかも。

  • 川の生き物は、なんとなく臭そう。

  • 周りに食べている人がいないから食べれなそう。

  • 捌く勇気がない。

などなど、、こうやって並べてみると、恐怖心や拒否反応というのは、わからないからこそから発生するものだと改めて感じますね。

ミドリガメを食べに来る人たち

上記のような不安や疑問を抱きながらも、亀は亀だ。という言葉の真意を知る為にミドリガメを食べる人を募集したら、、集まる!湧いてくる!ミドリガメを食べたい人達。笑。何故ミドリガメを食べにきたのか。好奇心旺盛という共通点はありつつも、理由は様々でした。

  • ミドリガメという未知のものを食べたいというより、ミドリガメの"肉"が食べてみたい。

  • 食べたことがないものは何でも食べてみたい!

  • 生き物を自分で捌いて食べてみたい。

  • 楽しそうだから!

自分とは違った様々な理由や価値観があってとても面白いなと思ったと同時に、それぞれの価値観が存在しつつも命を遊ぶように扱う人はおらず、一つの食材としてどうやって絞めるか、捌くのか、下処理するのか。そして、どう料理したらミドリガメが一番輝くのか。そんなことを一緒に考えてくれる素敵な人たちが集まりました。


大好きで尊敬している内田さんと私のツーショット

師匠内田さんが言う"亀は亀"その言葉の真意は?

ミドリガメを食べてみた感想は、ミドリガメは想像以上に美味しい!!(食味レポは次回)しかし想像以上の想像とは、これまでの経験やイメージで無意識に決めつけてしまっている。ということの表れであったと気がついたのです。
そして最初は、亀は亀って言われても亀を食べたことないからわからない。そう思っていましたが、結論は、食べてないんだからわかるわけがない。という当たり前のことでした。本当の事は何でも自分で経験しないとわかりません。"亀は亀"という言葉にはイメージで決めつけず、自分で行動して経験して物事を評価しよう。そんな意味が含まれていると感じました。

人が食べるものを否定するという行為

色々な食材を理解するために食べる。という行為を始めてから言われるようになったことは、気持ち悪い。やばいね。まじ無理。変わってるね。という言葉たちです。だんだんと慣れてくるものの、傷つくし、正直あんまり良い気持ちにはなりませんでした。
よくテレビ番組で異国の原住民が食べているものを一緒に食べると喜ばれて認められたり、相手を確かめるために何かを食べさせるという文化を見たことがあると思います。

人が食べるものを否定するという行為は、その人自身を否定することになります。逆に、同じものを食べるということは、相手を受け入れるという行為になります。

結論:ミドリガメを食べて思考が柔軟になった。

食の多様性を広げるという行為は、人間の生理的な部分に訴えることが多いからこそ、どんなものも否定せず理性的に考えることが無意識のうちに身につきました。新しい食体験は一般的にそう多くない分、価値観の変化も生まれやすく、これを繰り返すことで思考の柔軟性が増していきました。
私はミドリガメを食べたことがきっかけで、何事もイメージに囚われていた思考回路から抜け出すことができました。食材や生き物への理解や探究心を求めるだけでなく、自分の思考が柔軟になっていく瞬間を実感することができた経験を元に私は亀は亀という食材探検コミュニティを通じて食の多様性を受け入れたり、実体験してもらう活動をしています。

最後に

さて次回は、ミドリガメの食味レポとミドリガメ料理を紹介します!!
思考の部分を言語化するのにすごく時間がかかってしまいました。。
まだまだ伝えたいことがあるので、地道に更新します。
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