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ひまし油湿布は心と体に万能なセルフケア

ひまし油湿布は最初に一通り必要な道具を揃えてしまえば、やり方も簡単で費用も安価なので、続けやすいおすすめのセルフケアです。

ひまし油湿布は肝臓に働きかけて体の中の毒素の排出を促し、癌、皮膚疾患、腰痛、婦人科系の疾患、冷え性、うつ病など様々な病気の治癒をサポートします。

ひまし油湿布中にきちんと横になってリラックスすれば、体にあらわれた病気の症状を改善してくれるだけでなく、緊張状態の体をゆるめたりイライラや不安な気持ちを落ち着かせてくれる効果もあると感じています。

ひまし油湿布はメンタル不調の方にもぜひおすすめしたいセルフケアです。

ひまし油湿布のやり方

ひまし油湿布をするのに必要なものは、Amazonやケイシーグッズ専門店で簡単に買い揃えることができます。必要なものが全てセットになっているものも販売されています。

【用意するもの】

  • ひまし油(冷圧搾法のものが良い)

  • コットンフランネルの布

  • 温熱ヒーター、ベルト(ヒーターを体に巻きつけて固定するため)

  • オイルカバーかビニールかラップ(ヒーターにオイルがつくのを防ぐため)

  • 重曹を溶かしたお湯(湯飲み1杯のお湯に重曹小さじ1/3)

  • 拭き取り用の布かキッチンペーパー(体についたオイルを拭き取るため)

  • オリーブオイル(1回につき大さじ2程度)

【やり方】

  1. オイルカバーにのせた4つ折りのフランネルにひまし油を200〜250mlくらいたらして、温熱ヒーターの上に置いてしばらく温める。

  2. 右の脇腹にひまし油をたらした面のフランネルを当て、ベルトで温熱ヒーターごと巻いて固定する。

  3. 1〜1時間半くらい横になってリラックスして過ごす。

  4. 湿布を取り外して、体についたひまし油を重曹を溶かしお湯で拭き取る。

  5. ひまし油湿布を連続して3日間続けて、3日目の夜にだけオリーブオイルを大さじ1〜2杯飲む。

詳しくはこちらの記事にも載っています。


私が感じたひまし油湿布の効果

私が3ヶ月ほどひまし油湿布を続けてみて感じた効果は以下のようなものがあります。

【私が感じた効果】

  • 悩んでいた頭痛の症状が減った

  • 慢性疲労の状態が改善されてきて、寝込むことが少なくなった

  • 急性の症状(頭痛や腹痛など)がやわらぐ

  • 日常が穏やかな気持ちで過ごせることが多くなった

  • 躁うつ病のそう状態とうつ状態の波の幅が小さくなった

  • 湿布前に感じていたイライラや不安な気持ちもやわらいだ

  • 抑え込んでいた感情のデトックスができた

  • 寝つきが良くなり、長時間深く眠れるようになった

  • 悪夢を見なくなった

  • 以前より疲れにくくタフになった

  • 朝起きた時の体のキツさが減った

私は生理中を除いて、ひまし油湿布を週に3日行い、休止期間を4日間とるというサイクルを3ヶ月程度続けました。

ひまし油湿布を当てていると脇腹がドクン、ドクンと脈打つ感じがします。
ひまし油湿布をした後は、好転反応で体がズーンと重たい感じになりますが、嫌な重さではなくて体が芯からゆるんで、まさに効いてるな〜という感じを実感できます。
私は初めてひまし油湿布をした時は、終わってから3時間くらい爆睡してしまいました。

ひまし油湿布は体だけでなく、精神を落ち着かせる効果もあると感じています。
ひまし油湿布前にイライラやそわそわした不安があっても、終わった後は体の緊張が取れて気持ちが穏やかになります。

ひまし油湿布中は頭がボーッとして働きません。ネガティヴな思考回路がぐるぐると回っている時にすると、その思考回路もストップします。

また、私の場合、過去の苦しかった出来事に対する感情のデトックスもできました。
ひまし油湿布中にインナーチャイルドケアの方法で過去の出来事の中で抑え込んでいた感情を解放してみたところ、普段よりも感情も出しやすく、思い切り泣いてすっきりと終われました。

ひまし油湿布は体の不調だけでなく、精神状態も浄化するようです。
とは言っても、心と体はつながっているのでそれは当たり前のことではあるんですが、実感できたのでここに記録しておきます。

ひまし油湿布をする時の注意点

ひまし油湿布をする時には、次のようなことを気をつけてするとよいです。

  • 生理中は出血が長引く恐れがあるのでしない

  • 進行した肝臓がんや肝硬変の人は、肝臓が疲弊しているためおこなってはならない

  • 手術の直後や湿布を当てるところに傷がある時はしない

  • 高熱がある時はしない

  • 体内にアルコールの影響がある時はしない

  • ひまし油湿布をしている時はなるべく他のことをしないで、ゆったりとした気持ちで横になって過ごす→「ながら」ですると効果が半減するため

  • 長時間ひまし油湿布をしたままにすると炎症を起こすことがあるので、1時間半以上はしない

  • ひまし油湿布を3日おこなったら、4日間は休止するというサイクルを守る→連続してやりすぎるとかえって肝臓への負担が増えるため

  • 他のデトックス(例:リンゴダイエットなど)をしている時は同時にしない

ひまし油湿布を面倒に感じるのは最初の1回目だけで、次回からはひまし油をフランネルに継ぎ足すだけですぐにスタートできるので、全然苦ではありませんでした。
何より効果をすぐに実感できるので、毎回やりがいがあって楽しみに変わって行きました。

私がそうだったんですが、体調がきつすぎて何も行動する気がしない人こそ、心と体が変わっていくのを実感できるので、このひまし油湿布だけでいいからやってみてほしい、と思います。




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