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ただ手を動かし続けるだけ

やることがない、やりたいことがない、毎日只々時間が過ぎていく。

そんな日々を過ごしている人も少なからずいるのではないでしょうか。

SNSをチェックしたり、ネットニュースを観たりして、受動的な生活ばかりをしている人もいますよね。

正直こういう過ごし方もありですよね。

そうやって過ごすことで、その反対に忙しい時間や騒がしい時間を感じることが出来るのです。

ところで、今日『僕たちはどう生きるのか』という本を読んでいたのですが、この中で気になるコトバがありました。

それは、『消費者専門家』。

主人公のコペル君という少年が叔父さんから言われてたコトバです。

コペル君の友人の瀬川君という豆腐屋の少年がいまして、その彼はお客さんのために豆腐を作ることが出来る『生産者』であると。

その一方、誰かからものを受け取り、消費するだけで何もジブンから作り出すことをしていないコペル君は『消費者専門家』だというのです。

コペル君がやっていることは、『消費者専門家』だと。

コペル君も叔父さんに言われてからジブンがそうなんだということに気づきました。

なるほど、これは多くの人がいつの間にか陥っている事態ではないかと僕は思ったわけです。

日々仕事をしていれば、目の前のお客さんや受注先や取引先のお客さんなどのために生産していることもありますよね。

でも、それ以外の場面でジブンが何かを生産しているかと問われたら、意外と消費ばかりしているかもしれないと思いません?

個人事業で何かサービスを提供していたりする人は、ほぼ毎日何かを生産していると思うんです。

彼らは広告を作ったり、ブログを書いたり、お客さんに感謝の手紙を書いたりすることで生産をしています。

間違いなく生産者の側にいますね。

でも、先述べたようにSNSを眺めたり、ネットニュースを流し見している人達は、おそらく大半の人が『消費者専門家』としての肩書を確立しているのです。

つまり常に何かを生産、アウトプットし続けることが『生産者』の側に回るために必要なことです。

いつの間にか、『消費者専門家』になっていたジブンがいるとしたら、今日そのジブンがいることを自覚して、まずは何か手を動かし始めることからスタートしてみたらいいのです。

手を動き始めれば、あなたもその瞬間から『生産者』となるのです。

アウトプットのコツは、ただ手を動かし続けることです。

本当にそれだけです。

これが生産者側に回る際に、最初に乗り越える一番大変なところで、一番変化が訪れるときだと感じます。

レクチャー

1.消費者専門家になってるかも知れない。

2.生産者側に回ろう。

3.手を動かしていけば何かが始まる。

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