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絵本大好き、児童文学大好きから、ストーリーテリング(語り)や読書ボランティアを始めて、…

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絵本大好き、児童文学大好きから、ストーリーテリング(語り)や読書ボランティアを始めて、早30年。縁あって昨年より小学校の学校司書。日々の仕事や、子ども達との関わりを記録に留めておきたい。幸田文のような文章を書きたい。

最近の記事

みどり

リモートで月1回おこなわれている、絵本の会に参加する。昨日は、「みどりの日」こちらの会の今月のテーマは、「みどり」。 GW中に関わらず多数の参加がある。みなさん本当に熱心だ。 さて、「みどり」というテーマでたくさんの絵本が紹介された。森や木がテーマの絵本が紹介されるだろうという予想に反して(?)内容の深い絵本がたくさん紹介された。 反戦をテーマにした絵本・谷川俊太郎さんの詩を絵本にしたもの・発展途上国の作家によるクラウドファンディングで出版された絵本・昔話絵本などなど。

    • 近所で有名な蕎麦屋に家族で行く。当然ながら美味しい。ふと、蕎麦や蕎麦屋が出てくる物語や本はなんだろう?蕎麦を食べながら家族に問うと、「父の好きな江戸時代小説じゃない」との返事が。思い出したのが、『ときそば』(川端誠/作クレヨンハウス)。江戸落語なら当然と!ツッコミがはいる?

      • 課題図書

        2024年の課題図書の発表がされた。 以前なら、図書館に借りに伺ったり、予約をしたりして読んでいた。土日を使ってお弁当を持って図書館に行き、一日中読んでいたこともあった。できるだけ夏休み前に全冊読んで、児童・生徒に紹介できるように準備している。(つもり) ところが、今年は、アプリを入れて該当の本が読むことができる。 ありがたい。 でも、個人的には、やはり手に持って読みたい。ページを触った紙質や本の大きさなどがわかりにくい。本の印象が違ってくるような気がする。

        • 荒井良二

          刈谷美術館にて開催中。 急に思い立って出かける。 荒井良二さんと言えば、私の中では、絵本作家さんのイメージだけだったのだが、今回の展覧会をみて、クリエイターとしての荒井良二さんの姿がよくわかった。ワークショップやライブペインティングイベントで制作された作品などが個性的に展示されていて、とても興味深い展示だった。 絵本の原画も、本で見たときとは全く違う発見がたくさん。コラージュのように別の紙に描かれたものを切って貼ったりしていたり、予想以上に小さく描かれていたり面白く見せ

        • 近所で有名な蕎麦屋に家族で行く。当然ながら美味しい。ふと、蕎麦や蕎麦屋が出てくる物語や本はなんだろう?蕎麦を食べながら家族に問うと、「父の好きな江戸時代小説じゃない」との返事が。思い出したのが、『ときそば』(川端誠/作クレヨンハウス)。江戸落語なら当然と!ツッコミがはいる?

        • 課題図書

        • 荒井良二

          入場料

          その名は「入場料のある本屋」 新しくなったビルに入っている。興味津々でビルの見学にいく。さすがすごい人ひと。「へー」「まあー」といいながら、家族と回っていると、見つけたのが上記の書店。皆❓❓となり、家に帰って検索する。そして、有料エリアがあり、本を読みながら喫茶でき、もちろん購入も。家族で行ってみたい、行ってみようということになる。そして本日、伺う。 ほどほどの時間に行くと、既に40分待ち。それでもと待って入場する。 こちらの特徴である、「ブックディレクター」による選書

          書店

          いつも東京子ども図書館に伺った時は、銀座「教文館」に寄るのがルートになっている。しかし今回は、吉祥寺の「クレヨンハウス」に寄ってみた。 青山に店舗があった頃、友人と行ったことを思い出す。青山という街に圧倒されたのか、キラキラしていて子どもの本があふれていたという印象で帰って来たのを覚えている。 吉祥寺駅を出て、商店街を抜けて、おしゃれな店が並んでいる路地を歩いていると、見つけた。店先にはお花がいっぱい。1階はオーガニックショップとレストラン。2階は、絵本とおもちゃのショッ

          東京

          私自身の年に1度のお楽しみ会、「東京子ども図書館の大人のためのおはなし会」に参加する。 さすがにGWの初日だ、東京も新幹線の乗車具合もすごい人。(普段いなかに住んでいるから感じるのか?) 久しぶりにおはなしを聞いた。私自身が語ることも今は、少ない。 人の声で語られる、おはなしのなんと心地よいことか!改めて思う。この世界をどうにかして子どもたちに届けたいと強く思う。 本日の六つのおはなしの内3つは、私も持っている。そして1つはお馴染みのおはなし、2つははじめて聞くおはな

          季節の本

          いよいよGW。少し前から、「子どもの日、端午の節句関連の本、ありますか?」と来館がある。子どもの日は、祝日で登校はないが、その前に季節の行事のおはなしを・・・というのは、予想していたので、チェックはしていた。しかし、本日「母の日関連の本」を求めて来館がある。 そうでした。五月は、行事が多く、「母の日」もあった。校内的には、「遠足」「校外学習における参考図書」目的地の施設や途中の交通安全・地域のことなどなど できるだけ、先取りをして、学校行事もチェックしているつもりだが抜け

          季節の本

          参観日

          本日は、参観日。保護者の方々が、廊下を歩いていらしたり、子どもたちが、保護者の方を呼ぶ声などして、クラスでは、少しだけイベントぽっくって、校内は活気がある。それに反比例するように、学校図書館は来館もなく静かだ。 それが、本日来館があり、「おや?」と思いながら見ると、いつもの常連さん。その後から、保護者の方も入ってこられた。つづいて担任も。「早く終わったので、図書館もみていただいたらいいなと思いました。」と。毎日1度は、訪れる図書館を見てもらいたいと思ってくださったようだ。

          入り口

          学校図書館の入り口のドアに、学校司書である私が、「在室しているか?」「いないか?」がわかるように、札を掲げている。(実際は、マグネットでドアに貼り付けている) 本日も、先日も、来館の先生から、「あら、いらしたのね。外の札がいませんになっていますよ」と声かけられる。時計は、すでに昼が近い。その間には、幾人も来館はあった。 「朝からバタバタしていて、うっかりしました。教えていただきありがとうございます。」と、早速取り替える。 朝のルーティンは、結構いろいろある。鍵開けはもち

          イベント

          「子ども読書週間」のイベントをいろいろ考えてみた。 ただ今、学校図書館内は、新緑をテーマカラーにしている。展示本は、「みどり色の本たち」室内装飾は、みどりの木々。 そこで、イベントは、「ブックツリーをつくろう」にした。今までの学校では、"あなたのおすすめの本を紹介して"と言って、葉っぱの形に切った用紙に、本のタイトルを書いて、貼っていきツリーを完成させていた。こちらでは、読書週間の間に貸し出された本の数だけ、葉っぱを貼って、ツリーを完成させようと思う。この週間の間には、G

          イベント

          子ども読書の日

          明日、4月23日は、「子ども読書の日」そして、5月12日までは、「こども読書週間」となっている。 この日について調べてみると、「こども読書週間」は、1959年に誕生したらしい。ずいぶんと歴史のある記念日だ。幼少のときから書物に親しみ、読書の喜びや楽しみを知り、ものごとを正しく判断する力をつけておくことが、子どもたちにとってどんなに大切なことか……。子どもに読書を勧めるだけでなく、大人にとっても子どもの読書の大切さを考えるとき、それが「こどもの読書週間」。 (公益社団法人 読

          子ども読書の日

          不明本

          「教室にゾロリの本が数冊あるのだけれど、学校図書館の本じゃないかな?」と来館された担任に問われた。新学期になり、教室移動などがあり、心あたりのない本があるようだ。 学校図書館内の本は、蔵書点検である程度の把握はしているが、クラスに出ている本の把握などは、私がこちらに勤務するまでのことがわからないので、問われても、返事ができない。「教室に伺って、みてみますね。」と答える。 翌日、伺って本を見せていただいた。学校の蔵書印もなければ、バーコードもない。 どうやら、私物の本と判

          電車の絵本

          こちらの絵本は、どちらから開いてもストーリーになっている、進行方向があっているユニークな絵本。絵もリアルで、電車好きは、結構好きな絵本だと思う。 ずっと以前(20年ほど前)には、著者である、間瀬なおかたさんをお招きして、講演会を開催したこともある。その時、出版社の編集者から、子どもたちの喜ぶ絵本だから間違いないですと、勧められたことを思い出した。 オリエンテーションで学校図書館にやってきた児童・生徒に一冊ほど読み聞かせに使う絵本に、ユニークで引きつけるのではないだろうか?

          電車の絵本

          貸し出し開始

          本日から、貸し出し開始。 開館直後、まだ朝の準備も済んでいないうちから、学校図書館に飛び込んできた生徒がいた。 「よく覚えてましたね。一番ですよ。貸し出し開始です。」と私。先日、学校図書館をクラスで探検に来館した時に、借りたい本を決めていたらしく、即、本を手にして、「借りま〜す。」 こちらの生徒、昨年度も、ほぼ一番乗りだった。朝の登校後すぐに来館して、今日読む本を決める。続きの本を早く手にしたい。きっとこれが一日のルーティンなんだろと想像する。 今年度も、どんどん読ん

          貸し出し開始

          地震

          昨夜、夜もふけた時間に、地震が発生した。突然携帯電話が、鳴り響いたと思ったら、揺れはじめた。けっこう揺れている。長く感じた。どうしようか?考えている間に、揺れがおさまった。幸いにも、何もない部屋に寝ているので、変に行動するより、じっとしていた方が正解だったと思う。揺れがおさまり、明るくなって確認したが、住まいにも何もなく、住んでいる地域にも、何もなかったので、安心した。 さで、朝1番に来館された先生は、早速「地震がきたらどうするの?」という内容の紙芝居を借りていかれた。