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育休をとった男性社員にインタビューして印象的だったこと


ご覧いただきありがとうございます。
私は100人程度のスタートアップ企業で人事・労務管理を担当しています。
事業の社会への浸透を目指す方のバックオフィスをアシストするのが自身の目標です。
そのためにこのnoteでは少しでも役立つ情報の発信を目指します!


多くの企業が「育児休業取得状況等報告書」という資料を公表しており、主に男性社員の育休の取得への方針、また、実際に男性育休を取得した社員の報告が載っています。
特に男性社員の報告欄は、取得したきっかけや他の社員へのアドバイスなどがあるため、労務担当者としても、育休をとる可能性がある社員としても参考になる部分が多いです。

こちらの報告書ですが、自治体により、育休に関する助成金の申請の際に公表を求められており、当社でも公表しました。
その際に、実際に育休を取得した社員の方へインタビューをしたのですが、そこで印象的だったことばを紹介します。

印象的だったこと

「これから育休をとる人へのアドバイスは?」という質問での回答です。
仕事は自分が抜けたらまずいと思うかもしれませんが、周りが何とかしてくれます。
家庭は自分の代わりがいないので家庭優先でぜひ取得を検討してください。
」との回答でした。

育休をとるとき、どうしても、仕事のことをまず考えてしまう方が多いのではないでしょうか?
引継ぎのことや自分が抜けたらだれがやるんだろう?と不安に思ってしまうことがあるのではないでしょうか?

もちろん、その面は確かにあって、誰かが抜けた分は別の方が行う必要がありますし、チームのリーダーやマネージャーなどは、抜けた人の業務がきちんと回るように責任を取る必要があります。

ただし、今ではいろいろなサービスがあります。
人員の面ですと、業務委託や派遣など短期でアウトソーシングすることもできます。また、BPOも増えてきています。
BPO(Business process outsourcing)とは従来の社内業務をアウトソーシングすることを指します。
これにより、これまで社内で行っていた業務を外部にまかせることができるようになってきています。
これらを上手に組み合わせることで、だれかが育休をとったとしても、周りの人への負担を減らす仕組みができるようになればと考えています。

まとめ

育休の取得に悩んでいる方がいましたら、ぜひ「育児休業取得状況等報告書」をGoogle検索してみてください。
いろいろな企業で、実際に育休を取得した方の感想を知ることができます。

特に社内で男性育休をとる社員がまわりにいない方など、実際の取得期間や育休中の過ごし方のイメージがわかないことが多いと思いますが、これらの感想から何か自分にあったヒントを見つけられると思います!
会社の担当者の方も、育休をとってほしい反面、業務の引継ぎなど思い悩むことも多いと思います。
この報告書は、企業側の対応例も載っていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。


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このnoteでは、起業をされたり、これから事業の推進に取り組みたい方に、管理業務やマネージメント、モチベーションの向上などの組織運営について、情報を発信できる場にできればと思います。
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