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日々徒然:で、結局、ヨガとか、瞑想とか、マインドフルネスとかどれがいいのか問題

今や、ヨガとか、瞑想とか、いわゆる、マインドフルな状態にある(今、ここに意識を向ける状態)にまつわる、いろいろな鍛錬方法が紹介されていますねぇ。もはやグーグルすれば山ほど出てくるので、ひとつひとつ紹介をする必要はない位。そういう意味では、いい時代になったのかなと思う。

が・・・最近、時間があったので、今迄学んできたことを思い返していて、「で、結局、ヨガとか、瞑想とか、マインドフルネスとかどれがいいの?」をもう一度考えてみた。ちなみに、私は学び好きが高じて、カウンセリング、コーチング、脳科学、心理学、ヨガ、瞑想、催眠療法とか、結構真面目に、皆様にお伝えできるレベルまで学んだつもりではあるのだけれど、今のところの結論は先生方に怒られそうですが、語弊を恐れずに言えば「どれでもオッケーです!」。もっと言えば、「ヨガとかでなくてもオッケーです!」。

というのも、結局、私はそもそもいったい何を探していたのかというのを研ぎ澄ませていくと到着した地点があって、それは「人間ってどうすると大人になるんだろう=人格的に成熟するのだろう?」が知りたかった。プライベートや職場でも、人生イロイロあるじゃないですか。イロイロ。そのイロイロは何で起きるんだろう、何でこの人はこんなことするんだろう、何で私はこんな風な反応ををして心かき乱されちゃうんだろう、などなど、イロイロ(苦笑)。このイロイロから脱出して、もうちょっと心穏やかに過ごせないものかと・・・。イロイロあり過ぎて、山にこもってしまいたい!と思ったことも一度や二度じゃない。

で、答えを探すべく学びを重ねていたのですが、カウンセリング、コーチング、脳科学、心理学、ヨガ、瞑想、催眠療法、栄養学、各種健康法・・・のどれも興味深く答えの一部を成してはいるけれど、どれも唯一無二の答えではなかった。と、現時点では思っています。当時の先生に「どうしてそんなに勉強するの?」と言われたけれど、「だって、探しているものがないんだもん!」と内心思っていた。違った言い方をすれば、全部答えでもあって、自分の中でピースが揃わなかった感じがあったので、学びへの枯渇感(渇き)が抜けなかったのかと振り返って思う次第。最近、行き着いた先は、インテグラル理論に限りなく近い感じはあるけど、個人的にはケン・ウィルバーの教えをそのまま日常に落とし込むのは少々ハードルが高い気がしているので、その薄めた緩~いバージョン位が丁度良い。人間が進化・成長するプロセスにおいて、全方向的に、かつ、それぞれ必須な要素であるという意味で、結局のところ「どれもいい、それぞれいい」し、「自分の塩梅」が見つかると落ち着くもんなんだとも気づいた。

これだけ情報や選択肢が溢れんばかりある中で「それじゃあ、分からんよ!」という方のために、私が実践したまとめ方をシェアするならば、軸はここです~それが「自分」にとって役に立つのかどうか

その軸の源に関して、私が守ろうと心がけている”教え”があるとしたら、下記3点。

グル(師匠)を持たない。人生の先輩が◯◯と言ってたなぁ、いい事言うなぁ位に捉えて、メモっとこと自分用智慧袋に保存。

学びを自分の日常で活かす。日々の中で思い出して使う。例えば、仕事で面倒な場面に遭遇したら、あぁ、”あの人生の先輩”だったら、何ていうだろう、どう行動するだろうを想像して真似してやってみる。時々、あぁ、マザーテレサだったらどうするかな、ガンジーだったらどうするかな、アンパン万だったらどうするかな、はたまは、ダースベーダーだったらどうするかな、といろんなバージョンをやってみると視野が広がる感じで面白い。深刻になりすぎず、使ってみる。

あらゆる学びは自分に引き寄せて・取り込んで使う。学びの中にどっぷり入っていかない、使えるアイディアだけ使えば良い、良いとこどりOK。日本人は良くも悪くも「先生」の言う事を聞きがちなのだけれど、「あの先生のここが好き」「この先生のここが好き」位の感じ良いと思います。逆に「僕の・私の教えが全てです!」という人がいたら怪しいでしょっ。例え、「わー、すごい!」という先生に出会えたとしても、時期が来ると「あれ?」と距離を感じる時期も来たりするから、そういう時は、「あー、あの時に、あの場面で必要な先生だったんだなぁ」位にして、先生達レパートリー棚に大事にとっておく。必要な時にまた引っ張り出す。

最後に、「何が自分に合うかわかりません!」という方の為に。それを考えるのが面白いんだよな。「あれかなぁ」「これかなぁ」「こっちのほうがしっくりくるかなぁ」・・・と。といことで、答えはないので、自分でボチボチ歩きながら探すというのが答えです(笑)。

本当に人生に気の利いた答えなんてないんだよね~

グッド・ラック
悩める仲間達よ