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中学卒業で改めて思う“支援級か通常級か”

こんにちは、でこぼこままです!

高校生、中学生2人の凸凹息子達の母です😊

ASD傾向で元不登校の長男
ADHD傾向で起立性調節障害の不登校次男

私は凸凹特性持ちのアラフィフです😆

中学校を卒業した次男

先日、次男は中学校を卒業しました。

この時期満開の河津桜

うちの息子達は二人共
小学校6年生より支援級
中学校は
兄は3年間支援級
弟は中学3年生より通常級

次男は中3の1年間は通常級で過ごしました。

次男は
通常級→支援級→通常級
と籍が変わっています。

次男が小6で支援級に変わったときに書いたアメブロの記事が過去に結構読まれました

小学校の時、支援級に転籍したのは、
次男の気持ちを大事にしたタイミングで変わりました。

実は中学校進学の時も、
支援級か通常級か
親としてすごく迷ったんです。

小6で支援級で過ごして出席日数が増えた次男

次男自身は、6年生の時に支援級になって、
出席日数が増えて
「通常でも頑張れると思う」
と言ってたんですよ。

でも、親のとしては
中学校は支援級でスタートする
ということに決めました。

本人には入学式から
「やっぱり通常級が良かった」
と言われましたが


支援級でスタートしたかった理由

親として次男を支援級からスタートさせた理由は、

①支援級だからこそ出席日数が増えた小学校の時の経験を重視した

②小学6年生で起立性調整障害という診断が出たため、特性も考えて配慮されるクラスのほうがいいと思った

③通常級になってしまうと支援級には戻りにくい

これら3つが大きかったです。

次男に「通常級がいい」と言われていましたが、
中学校進級時に判断出来なかったというのが本音でした。


次男との約束


中学校進学の時に、
通常級がいいという次男に対して
私は次男と約束をしました。

写真ac

それは、
中3になった時にそれでも通常級に行きたいならそうしようか。

中1、中2は起立性とか色々出て大変かもしれない。
通常級を選んだらもう戻れないかもしれない。
それだったら、受けられるサポートを享受して、体力つけて
中3は自分の行きたい方で良いよ

次男は色々ありましたが、
中3は通常に行くという気持ちは変わらず、
中3春に通常級へ転籍しました。

中学3年生で通常級に入って


中3の1学期は欠席日数が20日を超え、
3者面談はかなり厳しいものでした。

ですが、中3で成長が緩やかになってきたせいか、
起立性調整障害も症状が緩やかになってきました。
2学期は1日しか休まず。

部活を引退して、部活の友達やクラスメイトと喋りながらワイワイと過ごしている姿があり、楽しそうにしていました。

3学期は遅刻は多かったですが、受験もして、卒業しました。

起立性で体調不良のときでもオンラインで繋がっている友達が多く、
学校に行けば、ADHDの良い面が出て授業で引っ張っていく存在だったそうで

次男が明るく振る舞うことで、学校の先生方にも次第に次男を受け入れてくださった気がします。

正直、こんなに友達付き合いが上手なら、
早くから通常級にすれば良かったのかなという思いもありますが

今が良ければそれで良い

そう思うことにします。


今から思う支援級か通常級か決めるときに大事なこと

次男の事を書いていて、
改めて“支援級か通常級か”を決める時に大事なことがあると思いました。

それは何かというと

子どもが選んだことを尊重すること
一方で
親が決めたことを親が後悔しないこと

この2つは相反しているかもしれませんが、
我が家の様に
子どもは通常級に行きたいと思っているが
親は第二次性徴に伴って起立性調整障害が酷くなる中学生の時期を考えて支援級でサポートを受けたほうが良いと思っている、など
考えが違った時に、

ADHDや起立性調整障害という症状を
医師や親子で共有し、
最終的(ここでは中3)には子どもの意志を尊重すると伝えたうえで
通常級で卒業するために受けられるサポートを受けようというスタンスで過ごした3年間だったかなと思いました。

そりゃあね、そう思っててもよく次男に通常が良かったのにと言われましたよ😓

親の決断をえぐってきますが、
親としては
決めたことを後悔しない!

これに尽きます

でもね、親の決断も子どもの気持ちをベストなタイミングで叶えるためなんですよね


最後まで見て下さってありがとうございます✨

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