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魔女は三百路から

原田重光 原作 / 松本救助 作画

こじらせたりもしたけれど、私は元気ですーー

落ち込んだりもした独り立ちもはるか昔、三百路(みおじ)の魔女は現代でおひとりさまライフを満喫している。
迷走したりもするけれど、妄想が暴走したりもするけれど、現在進行形でこじらせてもいるけれど。

幸せなんてそれぞれでしょ?

大体同意してもらえると思う。

女性が一人でいる、それは不本意で寂しい状況なのだとしか思えない人は意外といる。
本気で一人サイコー!と思って生きている人も意外といる。本気で思っているのだから、当然負け惜しみなどではない。寂しさを紛らわせているわけでもない。本当に楽しいのだ。
人生ヒャッハーモードで好きなように楽しんでいるのだから、むしろ勝ち組かもしれない。
だけど、「一人は不本意」と考えている人には全く理解できないヒャッハーだ。何なら、ヒャッハー状態だとは絶対に認められないし、ヒャッハーしている本人の認識を否定して改めさせようとすらしてくる。
彼らにとって、あってはならないことなのだ。
幸せは人それぞれと同意していても!

おひとりさまヒャッハーに限った話ではない。
文化とライフスタイルが多様化し、価値観も楽しみも星の数ほど溢れかえっている現代、信じがたい他者の幸せに出会うことがある。
それを楽しみとできるかどうか、人の世でヒャッハーして生きていくキーポイントとなっているのではないだろうか。

このコミックには、こじらせ独身の魔女の生活を主軸に、様々な幸せが登場する。
自分には楽しめそうもないものもあるが、確実に楽しい。

正直、こんな生活したい。

魔女は三百路から(amazon)


って真面目に締めたけどさ。
タイトル画に戻ってみて。
嘘は書いてないけど、バカ話だから。

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