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私設さくらい図書館

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短大で司書の資格を取り9年公共図書館で勤務した桜井が司書や図書館、本について書いた記事を纒めています。
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記事一覧

背表紙に恋する。

背表紙に恋する。

ついね、つい買ってしまうんですよ。

本。

なんで買っちゃうんでしょうね。

気になった本があると、つい手に取って、そのまま本屋さんをうろうろして、また気になった本があったら手に取って、またうろうろして……。

あ、これが原因か(笑)

この、棚と棚の間をうろうろして、面白そうな本や不思議なタイトルの本を探すのが面白いんですよね。

背表紙で「面白そう」って思わされるの、すごくないですか。

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子どものための本を選ぶ

子どものための本を選ぶ

ブックサンタという子どもたちに本を寄付する制度を初めて知りました。

今年、私も参加したいなと思いました。

どうやら小学生向けの本の寄付が少ないらしいので、

「ぜひ小学生向けの本を寄付します!」

と意気込んでみたのはいいものの、確かに乳幼児向けの本(絵本)よりも小学生向けの本を選ぶのは難しいと感じます。

年齢、学年に適した本であるか、子どもに媚を売っている本でないか、児童書と言いつつ大人の

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本を選ぶ(実用書の選び方)

本を選ぶ(実用書の選び方)

本屋さんや図書館で本を選ぶ機会は多いですか?

どんな基準で本を選びますか?

・好きな作家さん
・興味のあるジャンル
・表紙買い
・目に止まったから

本の選び方って人によって様々ですよね。

もしかしたら、「どういう本を選んだらいいか分からない」という人もいるかもしれません。

実は実用書を選ぶポイントがあるんです。

特に調べ物をするときにどの本を選ぶかが大切になってきます。

①〜④は私が

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本を読むのが得意でない私が司書になった理由

本を読むのが得意でない私が司書になった理由

 図書館で働きたいか、働くのか、理由は様々です。私は司書の資格を短大で取りましたが、本(特に小説)を読むのは得意ではありませんし、読書が趣味というわけでもありません。
 読書や本が好きで図書館で働きたいという人もいます。図書館という場所に憧れを持って求人に応募する人もいます。なんとなく図書館で働いてみようという人もいます。図書館で働き始めて、図書館に対する憧れと現実とのギャップに「こんなはずではな

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「私が大事にしている3つのルール」

「私が大事にしている3つのルール」

こんにちは。
桜井カナです。

「私が大事にしている3つのルール」は、

1.みんな色々な環境で過ごしている(きた)ので思い込み、自分の物差しだけで話さない。
2.真面目に取り組む事を恥ずかしく思わない。
3.人に見せる字は丁寧に書く。

の3本でお送りします。

1.みんな色々な環境で過ごしている(きた)ので思い込み、自分の物差しだけで話さない。大事にしているルールですが、私は未だに失敗、反省す

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