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Kindleではなくて本屋へ行きたい

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとか作ってます。

本屋に行きたい!!

本屋に行きたいんです。それも日本の大きな本屋。

紀伊國屋書店とかそういうところです。

あの新品の本の匂いと、実際にペラペラと中身を見ながら選ぶ感覚がめちゃくちゃ好きなんですよね。
そしてなぜかトイレに行きたくなってしまう、あの感じ。たまらんです。
日本に帰国すると、必ず大きな本屋に何度か立ち寄ります。

カナダにももちろん本屋はあるんですが、そんなにメジャーでは無いような気がします。
古本屋が多くて、新品の本屋さんがあんまりないような。カナダの人はみんなやっぱりAmazonなのだろうか。

と思って調べてみたら結構ありました。

canadaの本屋の数と新聞を扱ってる店 2023年

トロントのあるオンタリオ州が一番多く345店、その次にケベック州が317店。この2つがダントツみたいですね。
続いてバンクーバーのあるブリティッシュコロンビアが半分くらいの155店

なるほど。無いわけではない。

では日本を見てみましょう。

出版科学研究所 日本の書店数

2022年で坪ありの実店舗が8478店舗

2003年から見てもかなり減少傾向であることは間違いなさそうですが、それにしてもすごい数だな、日本。桁が違う。

では、都道府県別で書店の多い県はどこでしょうか。

1位 東京 1,040 店
2位 大阪府 591 店
3位 愛知県 535 店
4位 神奈川県 530 店
5位 埼玉県 486 店
6位 千葉県 450 店
7位 北海道 447 店
8位 兵庫県 357 店
9位 福岡県 297 店
10位 京都府 263 店
出版流通学院より

まぁ大都市に集中しているとはいえ、東京は大阪や愛知の倍近くあるというのはすごい。さすが東京。

もちろん全体の数を見ればカナダと比べて桁が違うわけですが、日本は人口がカナダの3倍以上はあるわけですから、仕方がないとも言えます。

でもやっぱりこれだけの書店がまだ残ってるってことは、日本人は本が好きなのかなと思います。
ただ、いろいろな調査では日本人はあんまり本を読んでないみたい。

まぁ日本は漫画や雑誌もたくさんあるので、そのおかげでなんとか本屋さんが残ってるのかもしれません。

本屋がスキな理由

今はAmazonのkindleでほとんどの本が購入できるので、とても便利で助かってます。電子書籍は持ち運びが楽でほしい時にすぐ買えるのでありがたいです。Kindleのおかげでカナダでも簡単に読みたい本が読めるわけです。

でも本屋とは体験が根本的に違います。

Amazonとかで買うのは、欲しい本がある時にはとても便利です。
でも欲しい本が決まってない時や、ブラブラ眺めながら欲しい本を探すってのが難しいです。
Amazonもオススメしてくれますが、今まで見たものや購入履歴からのサジェストなので似たようなものをオススメされます。

一方で本屋に行くと、思いもよらない本に出会えるってことがあります。
別に欲しいと思ってなかったジャンルの本や未知のジャンルの本、書店員がオススメしている知らない小説に出会えたりします。

このある程度予想していないランダム性が良いわけです。
このランダムな出会いのおかげで、自分の新たな興味の扉を開いてくれたりします。

たぶんこれはTiktokとかYoutubeショートとかに似ているかなと思います。
ランダムに知らなかったものがどんどん飛び込んでくる感じ。

普段のKindleの買い物ではたどり着けなかった本達が目の前にあらわれるので、ついつい手にとってしまいます。

これこそが書店の醍醐味であり、本屋に行きたい理由です。

というわけで

近くに本屋がある人は羨ましいなと思うのですが、ないものねだりしてもしかたないのでKindleで我慢します。

昨日買って新しい積読に新たな本が加わったので紹介してみます。

出た当時スゴく人気になった本ですが、まだ読んでなかったので購入してみました。
最初の20%くらい読んだ感じでもうすでに良かったです。
まさに昨日書いた内容にもリンクしていて、もっとわかりやすく言語化してくれていました。昨日の記事はこちら。読んでから書けばよかった。

また読み終わったら、なんかまとめて書いてみたいと思います。

いつになるのやら。

みなさんも今週は本屋へいきませんか?

ではでは。


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