書肆侃侃房 web侃づめ
最近の記事
【本のあるところajiro】『妄想アンソロジー式ミステリガイド』『本格ミステリ・エターナル300』W刊行記念法月綸太郎×千街晶之トークイベント「『明日のミステリ』はどこへ向かうのか」(4/27)
『妄想アンソロジー式ミステリガイド』『本格ミステリ・エターナル300』W刊行記念法月綸太郎×千街晶之トークイベント「『明日のミステリ』はどこへ向かうのか」 お申込はこちらから ①会場参加チケット ②オンライン配信チケット この冬、書肆侃侃房から『妄想アンソロジー式ミステリガイド』が、行舟文化から『本格ミステリ・エターナル300』がそれぞれ上梓され、ともに福岡市を拠点とする版元から揃って探偵小説研究会の著書が刊行されることになりました。これを記念して、同会から法月綸太郎
【試し読み】カワイ・ストロング・ウォッシュバーン『サメと救世主』(日野原慶訳)より(第一章「マリア、一九九五年 ホノカア」)
【訳者・日野原慶さんからのメッセージ】 小説はフローレス家の母親、マリアの回想からはじまります。ハワイ島ワイピオバレーでの、ある晩のことを思いだしながら、息子ナイノアに語りかけます――闇の中を歩くハワイの戦士たちの亡霊、ナイトマーチャーズを目にしたあの晩、おまえができたんだ、と。少年になったナイノアにふりかかった事件のことも語られます。一家で乗った遊覧船から落ちたナイノアがサメに救われるという、夢のような、ほら話のようなできごと。それをきっかけに、一家全員の人生がおおきくね
【本のあるところ ajiro】原田裕規さんトークイベント『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念(4/2)
原田裕規さんトークイベント 『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念 お申込はこちらから テクノロジー、リサーチ、パフォーマンスなどを駆使し、多岐にわたる表現活動をするアーティストの原田裕規さん。 ラッセンに代表されるインテリアアートや心霊写真などに注目した執筆活動でも知られています。 『とるにたらない美術 ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』(ケンエレブックス/2023.11)『評伝クリスチャン
マガジン
記事
【本のあるところ ajiro】『カッコの多い手紙』刊行記念イベント イ・ラン×スリーク×渡辺ペコ「共感と対話のあいだで」(3/31)
『カッコの多い手紙』刊行記念 著者来日イベント イ・ラン×スリーク×渡辺ペコ トークイベント「共感と対話のあいだで」 お申込はこちらから ①会場参加チケット ②配信視聴チケット イ・ランとスリーク、韓国のアーティストふたりの往復書簡『カッコの多い手紙』が2023年秋に刊行されました。 フェミニストであることを掲げて表現を続けるふたりが、コロナ禍の不安な状況下で交わした手紙のやりとりのなかには、妊娠中絶、反差別、ヴィーガニズムなど、社会的なテーマが多く現れます。同時
【本のあるところ ajiro】北村紗衣さん来福トークイベント「『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』ができるまで、そして終わるまで」(3/13)
2019年に書肆侃侃房から刊行されたフェミニスト批評集『お砂糖とスパイスと爆発的な何か――不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』の著者、北村紗衣さん初の来福イベントです。前半では、本のもとになったwezzyの連載を含めて、この本がどういう経緯でできたのか、できた後にどういう反応があったのか、そしてウェブ連載のその後などについて、著者が制作秘話などをお話しします。後半はお越しになった皆様から、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』に限らず、フェミニスト批評や演劇・映画などにつ
【本のあるところ ajiro】「本屋の店主が本を売りに。」(青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント)(3/15)
青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント 「本屋の店主が本を売りに。」 青山ブックセンター本店の店長・山下優さんが福岡に上陸し、今いちばん売りたい本を持ちこみ販売! お申し込みはこちらから(本イベントは会場のみでの開催です) 山下優さんは2010年に青山ブックセンターに入社、2018年から店長を務める書店員さんです。 閉店の危機やコロナ禍の経験、変化する出版業界のなかで、 「もっと本を届ける※」ことを軸に 「本屋として、できるだけ長くこれからも存在し続ける※」
【本のあるところajiro】我妻俊樹×平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20)
我妻俊樹 × 平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20) ★お申し込みはこちら ①会場参加チケット(1か月アーカイブ付) ②アーカイブチケット(2月19日 昼まで販売、視聴は20日まで) 2023年11月に歌人の我妻俊樹さんと平岡直子さんの共著『起きられない朝のための短歌入門』が刊行されました。本のなかでは、短歌を「つくる」ことについてだけでなく、「いい批評とは何か」「「人生派」と「言葉派」」「わからない歌」な
【本のあるところ ajiro】『まぼろしの枇杷の葉蔭で』刊行記念 金子冬実さん×松村由利子さんトークイベント「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」(1/27)
トークイベント:金子冬実×松村由利子「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」 お申込はこちらから ★会場参加チケット ★オンラインチケット 2023年9月に刊行された、金子冬実さんによる『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出』(書肆侃侃房)の刊行を記念した対談イベントです。 著者の金子冬実さん、また本書に素晴らしい書評をお寄せくださった歌人の松村由利子さんを福岡へお招きし『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の
【本のあるところ ajiro】『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」(1/13)
トークイベント:『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」 お申込はこちらから ★会場参加チケット ★オンラインチケット 2023年春の國分功一郎さん(哲学)、同年秋の酒井隆史さん(社会思想史)に引き続いて、2024年の冒頭に河野真太郎さん(英文学)を福岡にお招きすることになりました。このお三方のお仕事には、愚直なまでに一貫して「労働」という視座を主軸として、「働くこと」の現