書肆侃侃房 web侃づめ

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出版社の書肆侃侃房のウェブ連載マガジン「web侃づめ」です。近刊・新刊の情報もお知らせしていきます。 http://www.kankanbou.com/

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  • 本のあるところ ajiro

    福岡・天神の本屋&カフェ。海外文学と詩歌を中心とした書籍を販売。トークショー、読書会、歌会などのイベントも開催しています。 http://www.kankanbou.com/ajirobooks/

  • 書肆侃侃房営業部より

    書肆侃侃房営業部が近刊やフェア、イベントなどの情報をお届けします。

  • 崔盛旭(チェ・ソンウク)「極私的」韓国大衆文化論序説

    韓国の大衆文化に映る、韓国という国のいくつもの「素顔」を紹介します。

  • 文学ムック ことばと

    文学ムック ことばと

最近の記事

【本のあるところajiro】『妄想アンソロジー式ミステリガイド』『本格ミステリ・エターナル300』W刊行記念法月綸太郎×千街晶之トークイベント「『明日のミステリ』はどこへ向かうのか」(4/27)

『妄想アンソロジー式ミステリガイド』『本格ミステリ・エターナル300』W刊行記念法月綸太郎×千街晶之トークイベント「『明日のミステリ』はどこへ向かうのか」 お申込はこちらから  ①会場参加チケット  ②オンライン配信チケット この冬、書肆侃侃房から『妄想アンソロジー式ミステリガイド』が、行舟文化から『本格ミステリ・エターナル300』がそれぞれ上梓され、ともに福岡市を拠点とする版元から揃って探偵小説研究会の著書が刊行されることになりました。これを記念して、同会から法月綸太郎

    • 【試し読み】カワイ・ストロング・ウォッシュバーン『サメと救世主』(日野原慶訳)より(第一章「マリア、一九九五年 ホノカア」)

      【訳者・日野原慶さんからのメッセージ】  小説はフローレス家の母親、マリアの回想からはじまります。ハワイ島ワイピオバレーでの、ある晩のことを思いだしながら、息子ナイノアに語りかけます――闇の中を歩くハワイの戦士たちの亡霊、ナイトマーチャーズを目にしたあの晩、おまえができたんだ、と。少年になったナイノアにふりかかった事件のことも語られます。一家で乗った遊覧船から落ちたナイノアがサメに救われるという、夢のような、ほら話のようなできごと。それをきっかけに、一家全員の人生がおおきくね

      • パンクの抵抗の系譜を辿りつつ、正史の陰に隠れた歴史に光をあてる『パンクの系譜学』(川上幸之介)、ついに刊行!

        【インタビュー】「憤りの行き場を見失っている人へ——『パンクの系譜学』著者・川上幸之介さんインタビュー」(聞き手:内沼晋太郎さん) 【イベント情報】①桜座(山梨・甲府)川上幸之介×平野千枝子(山梨大学)、永山愛樹(TURTLE ISLAND)ほか 2024年3月3日(日)15:00〜19:00 https://twitter.com/ko_kawakami/status/1760619901612691816?s=46&t=PGeHP0qM0zKa6CxqfsDM7A

        • 【本のあるところ ajiro】原田裕規さんトークイベント『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念(4/2)

          原田裕規さんトークイベント 『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念 お申込はこちらから  テクノロジー、リサーチ、パフォーマンスなどを駆使し、多岐にわたる表現活動をするアーティストの原田裕規さん。  ラッセンに代表されるインテリアアートや心霊写真などに注目した執筆活動でも知られています。  『とるにたらない美術 ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』(ケンエレブックス/2023.11)『評伝クリスチャン

        【本のあるところajiro】『妄想アンソロジー式ミステリガイド』『本格ミステリ・エターナル300』W刊行記念法月綸太郎×千街晶之トークイベント「『明日のミステリ』はどこへ向かうのか」(4/27)

        • 【試し読み】カワイ・ストロング・ウォッシュバーン『サメと救世主』(日野原慶訳)より(第一章「マリア、一九九五年 ホノカア」)

        • パンクの抵抗の系譜を辿りつつ、正史の陰に隠れた歴史に光をあてる『パンクの系譜学』(川上幸之介)、ついに刊行!

        • 【本のあるところ ajiro】原田裕規さんトークイベント『とるにたらない美術』『評伝クリスチャン・ラッセン』『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』刊行記念(4/2)

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        • 書肆侃侃房創業20周年
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        記事

          【特別掲載】『パンクの系譜学』刊行記念エッセイ「パンクとの出会い」(川上幸之介)

          パンクとの出会い  私は行き場のない怒りと、それを変えることのできない自分の非力さを抱えながら、グレたり家出する勇気もなく悶々とした思春期を過ごしていた。だけど、そんな気持ちを解放してくれたのが当時、ドラマの主題歌で流れていたザ・ブルーハーツを通して出会ったパンクと、新しい世界を垣間見せて くれたアートだった。パンクに傾倒し始めていた私は、せっせと小遣いを貯めては新しいバンドとの出会いに胸を踊らせ、実家の山梨から東京のレコードショップへと通い詰めた。当時はグリーン・デイの

          【特別掲載】『パンクの系譜学』刊行記念エッセイ「パンクとの出会い」(川上幸之介)

          【本のあるところ ajiro】『カッコの多い手紙』刊行記念イベント イ・ラン×スリーク×渡辺ペコ「共感と対話のあいだで」(3/31)

          『カッコの多い手紙』刊行記念 著者来日イベント イ・ラン×スリーク×渡辺ペコ トークイベント「共感と対話のあいだで」 お申込はこちらから  ①会場参加チケット  ②配信視聴チケット  イ・ランとスリーク、韓国のアーティストふたりの往復書簡『カッコの多い手紙』が2023年秋に刊行されました。  フェミニストであることを掲げて表現を続けるふたりが、コロナ禍の不安な状況下で交わした手紙のやりとりのなかには、妊娠中絶、反差別、ヴィーガニズムなど、社会的なテーマが多く現れます。同時

          【本のあるところ ajiro】『カッコの多い手紙』刊行記念イベント イ・ラン×スリーク×渡辺ペコ「共感と対話のあいだで」(3/31)

          【本のあるところ ajiro】『夜を着こなせたなら』刊行記念 山階基×山下翔トークイベント「湯気のある暮らし」

          『夜を着こなせたなら』刊行記念 山階基×山下翔トークイベント「湯気のある暮らし」 ◆日時 2024年3月16日(土)15:00-17:00 ◆場所 本のあるところajiro(福岡市天神) http://www.kankanbou.com/ajirobooks/ ◆形式 会場観覧(定員最大20名)/オンライン視聴 参加費:1650円 ◆出演 山階基さん、山下翔さん チケット購入はこちらから ★会場参加チケット(1ヶ月のアーカイブ付) ★オンライン参加チケット(1ヶ月のアーカ

          【本のあるところ ajiro】『夜を着こなせたなら』刊行記念 山階基×山下翔トークイベント「湯気のある暮らし」

          【本のあるところ ajiro】北村紗衣さん来福トークイベント「『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』ができるまで、そして終わるまで」(3/13)

          2019年に書肆侃侃房から刊行されたフェミニスト批評集『お砂糖とスパイスと爆発的な何か――不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』の著者、北村紗衣さん初の来福イベントです。前半では、本のもとになったwezzyの連載を含めて、この本がどういう経緯でできたのか、できた後にどういう反応があったのか、そしてウェブ連載のその後などについて、著者が制作秘話などをお話しします。後半はお越しになった皆様から、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』に限らず、フェミニスト批評や演劇・映画などにつ

          【本のあるところ ajiro】北村紗衣さん来福トークイベント「『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』ができるまで、そして終わるまで」(3/13)

          『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア関連情報

          「『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア」開催&『私が諸島である カリブ海思想入門』メディア掲載情報 刊行から大好評いただいている「『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア」が、全国の書店で開催中です!著者の中村達さまの選書したカリブ海思想入門にもってこいのブックリストと推薦コメントを掲載したフリーペーパーは、開催店舗限定で配布中。ぜひ店頭でご覧くださいませ◎ 東京 早稲田生協ブックセンター(共同フェア) 早稲田生協戸

          『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア関連情報

          【本のあるところ ajiro】「本屋の店主が本を売りに。」(青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント)(3/15)

          青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント 「本屋の店主が本を売りに。」 青山ブックセンター本店の店長・山下優さんが福岡に上陸し、今いちばん売りたい本を持ちこみ販売! お申し込みはこちらから(本イベントは会場のみでの開催です) 山下優さんは2010年に青山ブックセンターに入社、2018年から店長を務める書店員さんです。 閉店の危機やコロナ禍の経験、変化する出版業界のなかで、 「もっと本を届ける※」ことを軸に 「本屋として、できるだけ長くこれからも存在し続ける※」

          【本のあるところ ajiro】「本屋の店主が本を売りに。」(青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント)(3/15)

          【本のあるところajiro】翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20)

          翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20) ★お申し込みはこちら ①会場参加(1ヶ月アーカイブ付) ②配信視聴チケット(1ヶ月アーカイブ付) レアード・ハント/柴田元幸訳『インディアナ、インディアナ』(twililight)と、柴田さんが責任編集を務める文芸誌『MONKEY』vol.32と、『ブルーノの問題』アレクサンダル・ヘモン/ 柴田元幸・秋草俊一郎訳(書肆侃侃房)の刊行記念として、 「本のあるところajiro」と、熊本県にある「橙書店」で、翻訳家・柴田元

          【本のあるところajiro】翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20)

          パレスチナ情勢を受けて緊急出版 中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』を24年1月下旬に刊行します。

          エドワード・サイード没後20年 文学、音楽、パレスチナ問題など分野横断的に論じた批評家、エドワード・サイード。ポストコロニアル批評の先駆者として『オリエンタリズム』などの著作を残した。イスラエルによるガザへの軍事攻撃が激化。いまサイードの著作が読みなおされている。彼にとって、批評とはどのような営為だったのか? 没後20年をむかえた今、その思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。 中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』 2024.3.14

          パレスチナ情勢を受けて緊急出版 中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』を24年1月下旬に刊行します。

          2023年のイベントを年末年始に振り返ろう!

          本のあるところajiroで開催したイベントを年末年始に振り返ろう! 2023年12月27日から翌年1月12日まで、2023年に本のあるところajiroで開催したイベントのアーカイブを一部再販売します。(視聴は1月15日昼12時まで可能です) ①2023年1月7日収録 上坂あゆ美さん×岡本真帆さん 「いま語りたいこの短歌」 詳細: https://note.com/kankanbou_e/n/n9f17e07da2e7 チケット: ②2023年7月19日収録 森本淳生さん×

          2023年のイベントを年末年始に振り返ろう!

          【本のあるところajiro】我妻俊樹×平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20)

          我妻俊樹 × 平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20) ★お申し込みはこちら ①会場参加チケット(1か月アーカイブ付) ②アーカイブチケット(2月19日 昼まで販売、視聴は20日まで) 2023年11月に歌人の我妻俊樹さんと平岡直子さんの共著『起きられない朝のための短歌入門』が刊行されました。本のなかでは、短歌を「つくる」ことについてだけでなく、「いい批評とは何か」「「人生派」と「言葉派」」「わからない歌」な

          【本のあるところajiro】我妻俊樹×平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20)

          【本のあるところ ajiro】『まぼろしの枇杷の葉蔭で』刊行記念 金子冬実さん×松村由利子さんトークイベント「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」(1/27)

          トークイベント:金子冬実×松村由利子「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」 お申込はこちらから ★会場参加チケット ★オンラインチケット  2023年9月に刊行された、金子冬実さんによる『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出』(書肆侃侃房)の刊行を記念した対談イベントです。 著者の金子冬実さん、また本書に素晴らしい書評をお寄せくださった歌人の松村由利子さんを福岡へお招きし『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の

          【本のあるところ ajiro】『まぼろしの枇杷の葉蔭で』刊行記念 金子冬実さん×松村由利子さんトークイベント「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」(1/27)

          【本のあるところ ajiro】『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」(1/13)

          トークイベント:『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」 お申込はこちらから ★会場参加チケット ★オンラインチケット  2023年春の國分功一郎さん(哲学)、同年秋の酒井隆史さん(社会思想史)に引き続いて、2024年の冒頭に河野真太郎さん(英文学)を福岡にお招きすることになりました。このお三方のお仕事には、愚直なまでに一貫して「労働」という視座を主軸として、「働くこと」の現

          【本のあるところ ajiro】『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」(1/13)