スター
この帯に惹かれて、購入することに。
1.あらすじ
映画祭でグランプリを受賞した大学生の2人。
考え方も目指す方角も真逆だった2人は大学を卒業後YouTuber、有名監督の弟子入りとそれぞれ別の道を歩んでいく。
映像の完成度や数字、見る人の反応など作品を提供することで様々な問題や課題が生じてくるが実際その作品の価値はどのようにして測られるのか。
この時代だからこそ伝えられるものがある小説。
2.感想
「誰もが発信者になった現代の光と歪みを問う新世代の物語」
この帯に記された文字に、まさしく今の時代を謳っている小説なのだと感じた。
可能性はいくらでもあり時代と共に選択肢は広がっている。
その中でも自分の信念や意志は強く持ちその考え方を曲げずに貫き通すことも必要であると読んだ後の私は感じ取ったよ。
レビューを読んでて共感したことがあったんだけど、
この小説は盛り上がるシーンがあまり無く2人の会話がメインとなった小説なの。それでも飽きずに読むことが出来たのはテンポが良く朝井さんの言葉選びが素晴らしかったからだと。
これにはレビューの方々の反応を見て確かに。と納得。
+女優の南沢さんが解説を記しているんだけど、南沢さんの語彙力というか言葉のセンスがカッコよくて、私もこうなりたい。と単純ながらに思いました。笑
難しい言葉ではなくても簡単な文章でも、誰かに伝わる、伝えられる文章力・語彙力を身に付けていきたい!!!!!笑
と急に熱く語ってしまいましたが、この作品に出会えたのも何かのご縁。これを機に益々noteに気合が入りそうでございます。(笑)
少し話が逸れてしまいましたが、「スター」気になった方は是非読んでみてねっ
かん
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