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ピンクを毛嫌いしていた過去

今は好きな色、ピンク。
(画像は洗面所の私のコーナー)

昔は避けていた。

ピンクなんかより赤が好き!

と。

結婚の披露宴でのお色直し後も赤のドレスを選んだ。
でも、多分子どもの頃から本当はピンクへの憧れがあった。

なぜだろうと考えた。
キッカケはおそらく母にくせ毛を指摘され、それが嫌で高2までずっとショートにしていて、耳も出して刈り上げにするくらいボーイッシュで、女の子らしくないから、自分にはピンクは似合わないと思いこんで避けるようになった気がする。

私なんかがピンクを選んではいけない


母以外にもくせ毛をバカにされたような気もする。(否定的に受け取っただけかもだけど)

それに対して妹はサラサラストレートでいつも母にほめられていた。

私は妹がうらやましかった。
くせ毛の私はダメな存在、価値のない欠陥品と学んだと思う。

今思えば母の価値観だ。
でも当時の私にとってはそれが全てで、自分のことをいいとは思えなかった。

高3になり、ストパーをかけたのが転機になったのか、突然私は髪質が変わってストレートになった。これは不思議な出来事!

それからはずっとミディアムからロング。

ピンクに目覚めたのは、子育てが少しだけ落ち着いた頃に手芸を本格的にやり始めて、ピンクの布合わせが可愛いと思ったことから。

今では持ち物や服までピンクを選べるようになった。

昔選べなかった反動が来ているのかもしれない。

もちろんもう半世紀ほど生きているので、あまりに痛い格好はしていないつもりだけど、ピンクの服を着られるようになった自分のことはいいと思える。

好きな色を選べる幸せは手に入れた。

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