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走りました日記


去年の夏から走り始めました。

正確には、「走るのを再開しました」です。
20代半ばから趣味で近くのマラソン大会に出始めるようになり、一時期はトレイルランニングにがっつりハマり、横浜マラソンは第一回大会から3回出走したりしていました。

でも、コロナの影響で、走る時もマスクを着けていないとすれ違う人から怪訝な目で見られるようになり、「マスク着けて走るって高地トレーニングじゃないんだから」と、段々走るのが億劫になってきました。

そして、走れないならせめて、という気持ちでジムに通い始めると、自然と「身体をデカくしたい」欲求が生まれ、「有酸素運動は筋肉を落とす」という知識から、むしろ出来るだけ走らない生活をするようになりました。

ではなぜ、もう一度走ろうと思ったのか。

それは、「思いつき」です。
40代半ばになって、50歳も見えるようになったなぁ、なんてぼんやり考えていた時に、「50歳までに何かを成し遂げたい」と思いました。

その何かが、ウルトラマラソン完走。
理由はよくわからない。
でも、100km、完走してみたい。
走るか。

そんなわけで、去年の夏、走ることを再開しました。

リスタート1回目

久しぶりに袖を通すランニングウェア。
上下ともにキツい。
あきらかにウエストがパンパンなのに、
きっと筋トレの成果だ、と自分を誤魔化す。

ランニングシューズを下駄箱の奥から引っ張り出す。
こちらも久しぶりに足を入れる。
馴染まない。

いろいろ気になることはあるけど、とりあえず、外に出る。
以前よく走っていたルートを軽く走るかな、なんて余裕で足を動き始める。
Run Keeperを数年振りに立ち上げてみたり。

最初の数十秒でわかりました。
走れません。
呼吸が苦しい、体が重い、足が出ない。
ブランクというものを体感しました。
ペースと汗の量が合っていない。

当初イメージしていたルートを大幅にショートカットして、何とか家に辿り着く。

写真はわが家のイッヌ。全く走る気がない。散歩も好きじゃない。

ランニングとウォーキングの間ぐらいのペースで汗だくになっている中年男性、それが自分の姿でした。

走ってみて思うこと

正直、気持ちいい、とは全く思わなかったけど、不思議なことに、もうやめよう、とも思わなかった。

もう一度、走り始めよう。
普通に走れるようになるまで、続けてみよう。

そんなことを思った夏の一日でした。

ウルトラマラソン完走という漠然とした目標に向かって、これから自分のペースでトレーニングを続けます。
そんな日常を綴っていきます。

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