見出し画像

どんな宗教を信じていても人柄が大事だと思った話

早速ですが、父方の祖母が新興宗教の信者でした。ちなみに私の両親は多くの日本人がそうであるように、仏教ですがほぼ無宗教のような人たちです。そのため私も宗教を意識するのはお葬式の時ぐらいです。結婚した夫の実家の宗教観も似ていたので特に気にしないまま今に至ってます。
私は父方の祖母から宗教の勧誘を受けたことはなく(もちろん両親も勧誘はされなかったそう)、世間が思う新興宗教の人たちのイメージは全くありません。私が中学生の頃に亡くなりましたが、いつも私たち孫を可愛がってくれる笑顔の優しいおばあちゃんでした。

その人柄は嫁である母も変わらなかったそうです。とてもいい姑だった、と母が言っており母から祖母の悪口を聞いたことがありません。母が子育てに悩んだ時はすぐに来てくれ話を聞いてくれたそうです。
一方、母の両親は今でいう毒親で、悩みを打ち明けられる人たちではなかったそうです。

まぁ毒親なので、孫である私たち姉妹ももろに攻撃を受けてきました。母が一生懸命に守ってくれましたが、あんまり効果がなかった…。(今はネタです。)戦前生まれの祖父母だったので時代錯誤すぎる考え方と、毒親(毒祖父母?)特有の押し付けの相乗効果でやばかったです。私が中学生になった頃に同居し毎日それを目の当たりにすることになりました。「こんなに自ら進んで家族に嫌われたい人おるんや」って目玉が出るくらいとても驚きました。
ちなみに母方の祖父母は日本に多い仏教の宗派の信者でした。

私の母は生まれた時から毒親と戦って生きてきた人です。幼少期から母の意見は全て否定され、お前が男なら良かったのにと言われ続けた人です。私が母の立場ならとっくに廃人になっていると思いますが、母は負けない強い心を持っているようです。私はそんな母の元でスクスクと育ったので今も健やかに暮らしています。

父方の祖母は、父を含め4人の子供を出産しました。大正生まれのおばあちゃんで父の兄弟はみんな戦後生まれ。祖父は末っ子の父が生まれてすぐに事故で亡くなりました。そのため父は自分の父親を知りません。歳の離れたお兄さんやお姉さんが父の世話をし、祖母は仕事でほとんど帰ってこなくなったそうです。それに追い打ちをかけるように、3番目の子どもを病気で亡くします。戦後の貧しい時代に、母一人、子ども三人になった祖母。きっと心細かったと思います。大変だったと思います。
父の姉や兄も中学を卒業後すぐに働き、父の学費をはじめ家にお金を入れるようになりました。「お前だけは高校に行ってくれ」と言われ、父は働きたいのに渋々高校に行ったそうです。

ここからは私の想像ですが、そんなしんどい時期に祖母は新興宗教に出会ったのだと思います。夫も子どもも亡くして絶望しながら毎日子どものためにがむしゃらに働いていた時に、ふっと何かしらの言葉が祖母の心を癒してくれたのかなと。ご近所にも同じ宗教の信者さんがいたそうで、みんなで集まっておしゃべりも楽しんでいたそうです。今も祖母はお友達のお墓の隣で眠っています。

祖父母のおかげで、宗教に対する偏見はあまりありません。どんな宗教を信じていようが、嫌な人は嫌だし、良い人は良いと思っています。どんな団体に所属していようが、どんな役職であろうが、どんなにフォロワーがいようが関係ないなぁと思います。
こんなことを言うお前は誰やねん!と自分に突っ込みたくなりますが…。まぁなんとゆうか、自分が素晴らしいと思う考え方や美学は、他人にはあまり無理強いしたくないなぁと思ったわけです。そしてバックにある権威とか偏見とか常識とか関係なく、目の前の一人の人間と向き合えたら最高やんとも思いました。

でもだからこそ、たまに価値観が似ている人がいたら「やっぱりそう思うよねー!」って激しく距離を縮めるクセがあります。例えるなら知らない人が突然ハイタッチをしてくる感覚で、違う意味のお前誰やねんです。
実は今日もそんな感じでnoteで多くの人に出会いたいなぁと思ってます。力強めのハイタッチですが、悪気はございませんので何卒ご理解いただければ幸いです!



サポートお願いします!いただきましたサポートは、新たなネタ集めの交通費として使わせていただきます🙏