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★患者さんからの体験談⑥かおりの考察


5回にわたりお伝えした、患者さんの体験談を考察します。
【ポイントは胃の冷え】
本症例は、「胃の冷え」に重点を置き、
鍼灸治療&生活指導をしてきました。
体験談①の偏頭痛の場所は、胃の経絡と一致していました。
「胃の冷え」が減った結果、偏頭痛は起こらなくなりました。

子供時代からストレスが多い環境。
→胃が冷え、
→10代から酷い偏頭痛もちになった。
→この偏頭痛の為に、45年間消炎鎮痛剤を服用。
→胃を強烈に冷やした(悪循環)。

【胃の冷えの為に、以下の現象もあり】
太ももの前面(=胃の経絡が通る)は、
本人自覚の冷えポイント。
冷えとりをする前は、
常に強烈な冷気が噴出し、
ホカロンを沢山張っても収まらなかった。
冷気の為に、冷蔵庫を開けられない。
スーパーの食品売り場も、寒くてだめ。

また、太ももの前面(=胃の経絡が通る)には、
幼少期に出来た傷がありました。
サメの口の様に見えるので、自称「サメの傷」。

現在は、太ももの冷気、「サメの傷」、どちらも、ほぼ無くなっています。
鍼灸治療と冷えとり生活で、「胃の冷え」が減ったためと考えます。

【ぎっくり首も胃の経絡】
体験談④のぎっくり首も、胃の毒出しです。
首は胃の経絡が通ります。
1晩で、強烈な胃の毒出しをしたと考えます。

【現在の毒出し】
45年間の消炎鎮痛剤の毒の蓄積は、根が深く、
現在は、耳詰まりという形で毒出しをしています。
(胃の冷えのぼせが主な要因と考察)
しかし、壮絶な偏頭痛と比べれば、耳詰まりのほうが、
普通に生活できるので、楽とのことです。
根気強く、冷えとりを続けていけば、こちらも改善していくと考えます。

素晴らしい体験手記をありがとうございます。
この手紙は、かおりの宝物です。
冷えとりに感謝です。

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