見つめあうと、恋が始まるという科学的証拠

一言でいうと

初対面の人が見つめあうシチュエーションを作ると、互いに好意が高まった。

活用シーン

恋愛、人間関係、組織マネジメント

内容

初対面の人同士を向かい合わせ、自然に見つめあう状況を作った。
(具体的に言うと、相手の瞬きを数えさせる実験と偽った)

数分の内に、被験者は互いに好意が高まり、
情熱的な気持ちを抱く人さえいた。

人類学者のヘレン・フィッシャーによれば、誰かをじっと見つめていると心拍数が上がり、血液中にフェニルエチルアミン(PEA)が分泌される。
PEAは一目ぼれを引き起こす恋愛ホルモンだという。


『カリスマは誰でもなれる』オリビア・フォックス・カバン

ということで、落としたい異性がいるなら見つめ合え!ということのようです。ただし、やりすぎは禁物。
状況や立場を考えないと、下手をすればただの変態になります。

特に日本では、相手の眼をじっと見つめるという行動には不慣れだと思います。だから、相手の眼を完全フォーカスするとちょっと危ない目になりそうです。

それを防止するために覚えておきたいのが「ソフト・フォーカス」。
がっつり、相手の瞳をロックオンするのではなく、ぼんやりと全体を眺めるような視線が良いそうです。

余談ですが、同じモデルの同じポーズの写真、片方は普通の眼で、片方は瞳孔が開き気味で撮影したところ、圧倒的に瞳孔が開いた写真が人気があるそうな。じっくり見てもわかりにくいぐらいの違いなのに、人は相手の動向の開き具合を無意識で察知しているようなのです。
だから、ちょっとした視点の工夫で相手に伝わる印象が変わる、というのはリアリティのある話のようです。


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