普遍

先日の山里氏と蒼井氏の結婚の報道に、ものすごく癒されていた。おのろけ話にゾクゾクというか、最近の言い方で言えばに「きゅんきゅん」した。幸せのお裾分けをもらった気分だ。体内から生まれくるホルモンというか、覚醒される何かを共有する事と似ていた。一字一句、言葉や視線までもに愛が溢れていた。

いつもは、タレントや女優さんの演出される表面しか日頃見ていないが、ああいう場では、やっぱり人となりが出るのだ。幸せのオーラも然り。

自分の過去の出来事に当てはめて、重なる自分も投影される感覚が、共感を生むのか?会見の初めから終わりまで愛が溢れていた。幸せの実感は、人の幸せからも得られるんだなぁ。としみじみ思った。いい会見だったなぁ。

誰もが男女問わず、愛する人がいるならば一緒になれるのがいい。生活全般に愛があれば、人生は何もかもに歓びが溢れる。遠くにいても、近くにいても、そこに確かな強い繋がりがあるならば、人生は最強だ。信頼を寄せ、頼れる誰かがいるならば、それは自分が幸せを最も感じられる。人は1人では生きられないというのは、心の拠り所が人をただただ強くするという事なのだと思う。

心に闇がかかる最大の原因は信頼の失墜だ。裏切りや疑いが物事を湾曲させ、見るものを正しく見せない。心に迷いが生じる。すれ違いや信頼が失われてゆく。そこに到達しないようにするには、信じることだけではなく、相手を思いやり大切に扱う事も求められる。大切な人は、ずっとあなたにとって大事であるべき人なのだ。人の心は変わると言うけれど、普遍な愛ももちろんあるはずだ。ずっと変わらない、大切なものも。

環境やあなたの感じ方が、生きている間ずっと同じではなくても、信じる人がずっとあなたを信じてくれるならお互い普遍のまま。何事も乗り越えてゆく礎になる。

だからこそ、相手に誠実であれだ。もちろん、自分に言っている言葉だよ。これはね。誰に対しても、「誠実であれ」は必要だし。仕事でも生活でも、心の畑に常に撒かれている種の様なものだ。根を張り、自分の心の畑に大きく成長する普遍な基礎。

誠実さは自分の幸せに繋がって、相手や子どもの鏡になる。そこに愛は横たわる。普遍の愛が。


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