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加害行為あるいは加害者性を文章にすることにまつわる問題
ある人が自分の過去の加害行為あるいは加害者性を自覚し、それをネットで言語化する。
それに対して最初はごく一部の人が気付いて共感したり、また別の人がそれを「更生」の過程として捉えて賞賛を送る。
その声はやがて拡散され、かつてあるいは現在被害を受けた人や被害的な立場にいる人まで届く。
そこで彼らはその状況に怒りを感じ、加害行為あるいは加害性を言語化した人への批判が殺到し始める。
すると加害行為あるいは
集団というものについて考えた
(最初は、正しさの話から連想的に思考していたつもりが、最終的に集団の話になったのでタイトルを以上の通り名付けた。)
本質的に絶対的な正義があるとは思ってはいないが、単純に誰かが暴力を振るわれたりする状況は面白くない。
さらに暴力が論理によって「正当化」された上に、流通する状況を目の当たりにすれば感情として苛々する。
なので暴力を正当化する論理を見ると、その論理をその論理に内在した原理で無効化する